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2009年 11月 18日
お正月に帰省する話を田舎に住む母としていて、ちょっと思いついた。 最近は同じ会社の携帯だと通話料タダだったりするので、遠距離でも 気にせず話せて、これもその恩恵なわけだけど。 母は2.26事件の歳に生まれた昭和人間なので、ご他聞にもれずなんでも とっている。 いや、正確にいうと数年前に亡くなった父にまつわる物は実に気持ちよく 躊躇なく捨てたり、あげたりしているのだが、なんだか普通、こりゃどうだ? な物はとっていたりする。 例えば大昔に私たち子供が小さかった時に着せていた服のボタンが缶一杯。 今なら、古着もリサイクルに出したり、難民支援に送ったりするところだが、 昭和の中期にはそんなことがあまり一般的ではなかったので、さすがに 服そのものは嵩張るから捨てちゃったけど、只捨てるんじゃなくて、雑巾に したり、継ぎ接ぎ用の布にしたりするついでに、「またいつか使える筈のボタン」 は、はずしてとっていたりしたわけだ。 「またいつか使える筈のボタン」は、高度成長の御世には結局使われないまま、 箪笥の中に眠っていたわけで、こんなことはきっと世の中でいっぱいある話。 その、おそらくそこいらじゅうでいっぱいある筈のボタンを買い取ろうというわけだ。 高度成長の、エコノミックアニマルの、時代はとうに過ぎ去って、これからの 日本はまだ使えるものを簡単に捨てたりすることの出来ない国になる。 考えてみればそれは特別な貧困とかそういうわけでは恐らくなく、これでようやく 世界標準と言っていいんじゃない?…と私は思うのだがどうだろう? とにかく、はっきり言うと日本全体が確実に以前より貧乏になる。いやもう成って いる。 しかし貧乏だからといってお洒落を諦める必要なんか全然なくって、だからこれ からの古本屋ではボタンが売れる! ……とここんとこちょっと烈しく論理が飛躍しちゃったけど、わかってくれますよね。 つまりですね、そ~ゆーわけでボタンを売っていただきたいのです。 高価買取!と言いたいのはヤマヤマですけど、なにしろ売値を高く出来るものじゃ ないので、売ってお小遣いの足しに!と思う方には残念ながらなのですが、 せっかくとっておいた物が誰かの役に立てば嬉しいと思ってくださる方、よろしく お願いします。 なにかディスプレイの方法を考えて、出来れば上々堂、興居島屋両方にコーナー が創れればうれしいです。 |
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