2010年 06月 27日

薔薇族

漫画雑誌ガロの編集長故長井勝一さんと並んで、戦後日本のマイナー
出版の雄というべき伊藤文学さんの「秘話」を読んでいる。
昭和7年の生まれだというから今年78歳、敗戦の年は13歳だったはずで、
多感な時代に焼土を見、父親の後を継いだ出版業を存続させるために、
エロ本の出版を手がけるなかで同性愛に着目、ご本人はノンケながら
マイノリティーである同性愛者たちにシンパシーを持ち続け、以来
出し続けた「薔薇族」が次号通刊400号で終刊となる。
ちなみにお父さんは短歌関係の出版が主だったということで、ご本人も
歌人として岡井隆さんなどとも交流があるという。

短歌と同性愛ってどうしても縁が深い…というか、古にあってはともに
上流社会の嗜みであったんじゃないか?とも思う。その意味で、文科省
はこういう人を文化功労者に選ぶべきじゃないだろうか?
文科省がぐずぐず云うようだったら、いっそ宮内庁から叙勲とか……
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by shanshando | 2010-06-27 15:10 | ■原チャリ仕入れ旅■


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