上々堂(shanshando)三鷹

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2011年 06月 23日

石原のぶてる氏って大丈夫?

住居のある杉並区選出の議員なのに全然知らなかったけど、
石原のぶてる氏が、反原発の運動やってる連中は中核だとか言ってるらしい。
熊本に住んでる友人が教えてくれた。

ちょっとさぁ、現状認識が甘いにも程があるってかんじだ。
たしかに西荻の駅前でもそれ系の人たちが、チラシ配ったりしているけど、
むしろ空気を冷え冷えとさせているっていうかんじ。
大体赤いゼッケンみたいのつけてやってる時点で、もうむしろ人を遠のけている
というのに、彼ら自身が気づいてないんだもん。
石原氏が中核のみなさんを適視してたり、脅威に思ってたりするならお近くの
よしみで安心させてあげたい。彼らはあなたたちと同じくらい『浮いてます』から
ダイジョウブ!

それより不思議でしょうがないんだけど、なんで国会で財務官僚に次のような質問
をする議員がいないんだろう?
「もし、ここ五年十年以内に全国のどこの原発でも 福島並みのシビアアクシ
デントがもう一回起こったら、日本の国家財政はそれに持ちこたえますか?」

おそらく、原発大好きの官僚は
「そういうことのないように、関係各省において十分な安全への留意が図られている
ものとぞんじます。」
絶対そう答える。もう鉄板で。

「安全への留意」というのはなんだろう?
原発の安全基準を見直し、このたびのような想定外の事故が起こらないように
する……まぁそんなところだろうね。でもね、「想定外」というのは人間が「想定」を
打ち立てた途端にその外側に逃げちゃうものなの、だから「想定外」というのね。

「原発大好き」なみなさんは、二言目にはこうおっしゃいます。
「リスクなんてどこにでもある。」
その通り!例えば絶対に100%事故を起こさない飛行機なんてどこにもないし、
自動車にのれば事故に遭遇する可能性はかなり高いわけです。
そんなこと誰でも知っています。
「原発大好き」なみなさんはご存知ないかもしれませんが、そのためにこの社会
には保険というシステムがあるんですよ~。
事故の原因が当事者個人にある場合は、当事者が加入していた保険が事故被害
の清算にあたりますし、もし事故原因が車そのものにあった場合は、それを製造した
会社が責任を問われ、その段階でもたぶんその会社が加入していた保険が適用
されるんです。

飛行機の場合と自動車の場合じゃ、当然被害額に相当な差があるわけですし、
公共性に鑑みれば、個人の自動車運転手よりは、飛行機会社はあらかじめかなり
厳格なリスクにたいする対応能力が問われるわけです。
つまり、大事故が起こった時には十分な賠償ができるだけの保険に加入している
責任が問われるわけです。

さて、原子力発電の運営の責任者はだれでしょう?
電力会社ですね。
さて、今回の事故で、彼らは十分な事故の賠償が出来るでしょうか?
事故の賠償をしたあとでも、それぞれの会社を信じて投資をした株主に著しい
損害は与えないと言えるでしょうか?
ダメですね。
原子力賠償法なんて奇妙な法律は、自由主義経済の社会で行われるべきもの
とも思えませんね。国家がある特定の事業者にだけ、事故を起こしても尻拭い
してやるんだ。国家がお金出しても充分じゃない場合は国民が泣き寝入りするんだ。
なんてまるで社会主義国家みたいです。

でも、まぁ起こってしまったことはもう仕様がありません。福島の事故の後始末は
東電が送電線の売り払いも含めた全資産の売却をしたのちに、税金で補わねば
ならないでしょう。
さまざま考えると、それでもまだ充分な補償になるとは思えませんが、そうするしか
ありません。悪法も法なりですから。

さて、ではもう一度最初の質問。
「もし、ここ五年十年以内に全国のどこの原発でも 福島並みのシビアアクシ
デントがもう一回起こったら、日本の国家財政はそれに持ちこたえますか?」

原発続けますか、日本つぶしますか?
石原のぶてる先生、財務官僚に聞いてみてくださいよ。
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by shanshando | 2011-06-23 14:40 | ■古本屋子育て日記


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