上々堂(shanshando)三鷹

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2007年 06月 05日

耳鼻蚊

耳の解剖図って、なんだか美味しそう。
味というか、食感が決め手!という感じ。
とくに内耳の蝸牛のあたりがジュンサイを想わせる。
イヤ、味から云うとむしろ赤貝かな?豚の白モツにも似てるけど、
その連想はちょっとボートクだ。豚ゴメン!

朝の9時はじまりのところを15分前から並んだというのに、順番は4番目
瞬く間に後ろにも20数人が並んで、待合室は満員。
白い壁と天井に包まれるようにして大人しく順番を待つこの人たちの恐らく
半数はアレルギーで、あちこちから遠慮がちに鼻をズルズル啜る音がする。
残り半分、私のように耳に疾患のある人の耳の中では、10頭余りのカタツ
ムリが静かに発熱したり、眠ったりしているのか。

さっきから蚊が私たちの間を飛び交っている。
部屋が広くないので、結構羽音が木霊して五月蝿い。いや六月蚊い。
私以外の20数人の、調子が悪かったり悪くなかったりする50数個のカタツ
ムリはおそらく皆この蚊の羽音を聞いているだろう。イヤ鼻の調子の悪い半
数の人はむしろ気づいてないかもしれないが、耳の調子の悪い半数は必ず
気づいているはずだ。

受付に座っているのはエキゾッチクな顔立ちの30代後半の女性。
俯いて書類を繰る顔が見事にシンメトリックだ。この人のカタツムリは蚊に
気づいているだろうか?
仕事に集中しているこの人に、もし「蚊が飛んでいますね。」と話しかけたら、
返事もせず、眼を書類から離しもしないで、黙って消しゴムを投げつけて蚊を
叩き落とすかもしれない。そんな緊張感が伝わる表情だ。

例によってそんな愚にもつかない妄想にふけりながら数分、やがて呼び込ま
れて聴力検査。幸い聴力は大分回復していた。薬が効いたのだ。
…ということは病名は耳管開放症。当分気圧の変化に怯える日が続くのか?

興居島屋に戻ると組合機関紙部から「ネット商法にたよらない!」というお題
で原稿を寄せろという手紙。主旨がイマイチわからないので機関紙部に属し
ている月の輪さんに電話してみると。「難しそうなら強制じゃないから、いいよ」
という返事。
組合がらみでなにか目立つことをすると、陰口を聴かれたり。嫌がらせをされ
たりということが往々にしてあって、オニ吉で随分懲りたから、なるだけ離れて
観ていたい。というか離れて観ている分には愛せる集団なので離れているの
だが、たかだか原稿用紙三枚の文章を書けないと思われるのもなんだかだし、
まぁ、どうしようかと思っている。
興居島屋を一緒にやっているスミコさんにでも任せようかとも思い。機関紙部
がそれを望んでいたりするのも判るのだが、彼女はネット関係はチンプンカン
プンだし……。

何に対しても即断即決の私がグタグタ悩んでいるのは三半規管の疲労のせ
いか?明日は海辺に行ってカタツムリを潮風にあててやろうと思う。
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by shanshando | 2007-06-05 14:50 | ■原チャリ仕入れ旅■


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