興居島屋は今照明機材を取り外した状態なので、
日没後は、幸か不幸か作業を中断しなければならない。
昨日一昨日は、ローテーションの関係で、上々堂に入らずに
済み。お陰でいくらか身体を休める事も出来た。
しかし今日からの週末は上々堂に入らねばならない。
解体や木工の肉体労働の疲れは、普段している買取り作業の
疲れとはひと味ちがって、容赦なく肉体の節々を痛めつけてくる。
立ち上がるのも億劫になった身体を引きずって家に一度戻り、
シャワーを浴びる。鏡に映った身体は加齢にふさわしく歪んでいる。
眺めているとそのまま引きづり倒して、バラバラに解体し、骨を
削ったり、脂を絞ったり、鞣したり、引きむしったりしたくなる。
タマネギのようにドンドン剥いていったら最後にはウスバカゲロウの
ような薄い肉体が残るだろうか?