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2007年 07月 31日

今日は

所用で仙台にいます。
昨日雨にけぶる東北自動車道を北上してきました。
高速を走るといつも思うことですが、日本は本当に山霧の国
ですね。
東北の朝は涼しいを通り越して寒いほどです。
仙台でこんなだと、青森は雪が降ってるかもしれませんね。
今回は明日には東京に戻りますが、一度ゆっくり東北旅行を
愉しみたいものです。

興居島屋には今日久しぶりのオオツカさんが入ってくれます。
ご近所の方は覗いて見てください。って珍獣じゃないんだから。
でもどうぞおいでください。
今日の東京は暑くなるそうですが、どうぞみなさんお元気で、
木曜にまた
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by shanshando | 2007-07-31 08:15 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 29日

ピクルスと緑茶

昨夜は蒸し暑くて、心ならずもクーラーをつけっぱなして寝てしまった。
3時くらいに気がついて止めたけど、設定温度28度でも身体は死体のように
冷えていて、なんだかバテレンの機械というものはやはり悪魔だ。
毛布を被り直して、次に目が覚めたのは7時過ぎ、しまった寝過ごした。
まあ別に今朝は買取りもないからゆっくりだけど、昨日から自作の食卓に柿渋
を塗り重ねていて、その定着具合が気になる。
階下に降りて確かめるとまだまだ薄い。柿渋は純天然素材だから悪臭がない
のがいいけど、ある程度の色をつけようと思うとかなり塗り重ねねばならない。
さっそく洗顔前にもう一塗り。朝食は後回しにしたので八時半になってしまった。

食後、イチロウのランニングホームランの映像をテレビで観ながら、最近考案
した緑茶ドリンクを呑む。なんのことはない冷やした緑茶にレモンと砂糖を溶か
したものだが、これが中々いける。大振りの土瓶一杯に冷やしたものを三十分
くらいかけて飲んだのだが、飲んでいるうちに何故かピクルスが食べたくなった。
ご飯食べたばかりなのに。それにもともとピクルスはあまり好きじゃない。
好きじゃないくらいだから、買い置きも作り置きもしていない。即席で作るのは
左程難しくないはずだが、適当な野菜がない。
午前中にもう一度柿渋を塗り重ねたいけど、さっき塗ったのが乾くにはもう少し
かかりそうだ。大急ぎで駅前のハンバーガーショップに行ってハンバーガーを
買ってくるか?しかし食べたいのはピクルスであって、ハンバーガーではない。
第一ハンバーガーに入っているピクルスなんてわずかだから、食べてもまったく
満足しないだろう。
駅前には輸入食料品の店もあるが、開くのはたしか11時のはず、間に合わない。

テレビの中のイチロウは相変わらず爽やか青年で、いい感じだ。
アメリカで活躍する日本人というのは、なんだかみんな無理してるような気がして、
まぁ大きなお世話なんだけど、でもイチロウは本当に自然に溶け込んでいるなぁと
感心する。きっと頭がいいんだろうな。合理的と言うか…。
観ているとランニングホームランというのは、勿論本人の身体能力が大いにモノを
言うには違いないが、運もけっこう左右しそうだ。ホームランの成り損ねがちょうど
いい具合にフェンスの境目に当たったりして、でもやっぱりイチロウの場合運も実力
のうちって思えるんですよね。

というところまで書いたら、表は突然の驟雨。いやこれは今日一日降り続くのかなぁ。
なんだか永田町のほうで万歳って声が聞こえるような気がしますが、これはまぁ
そういう人たちには運なんだろうけど、けして実力のうちではないよね。

えーと、ピクルスだけど結局食べ損ねて、私は運がない。だろうか?
まぁ何度も言うようだがそんなに好きじゃないので、簡単にあきらめられるけど。
到来物が溜まったのを消費するために考案した緑茶ドリンクとピクルスの組み合わせ
は、なんだか結構夏の朝にマッチしている感じがして、それを試してみれないのが
残念だ。
左程悔しくないけど、小さく期待が外れる不運が積み重なって、やがて大きな不運
になるだろうか?それとも、それが良い厄よけになって、大難をさける事が出来るだ
ろうか?

とにかく皆さん雨にめげずに選挙に行って下さい。私は期日前に済ませました。
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by shanshando | 2007-07-29 13:37 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 28日

幼稚メガネ

老眼鏡って渋いよね。
と言ったのは、イラストレーターのk君である。
彼は子供の世界を描くのがとても上手いくせに、老成して観られたがる傾向
がある。愛嬌のある丸顔に髭を蓄えているのはそのせいかもしれない。

幸い古本屋は老眼鏡が似合う商売である。
例えば医者の老眼鏡はちょっと不安を呼ぶ。外科医なんかだと最悪と言う感じ。
床屋さんの老眼鏡もなんだかだ。邪魔臭い注文をすると全部バリカンで刈り上
げられそうだ。
寿司屋の職人もやめてほしい。魚の鮮度が悪そうに思える。
しかし、古本屋の老眼鏡は悪くない。査定に信頼がおける感じがする。

30代のころアルバイトで60過ぎの人を使っていたときには、いつも彼が経営者
で私はアルバイトと思われていた。彼を横において私が本の査定をしだすとお客
の機嫌が悪くなる。
「なんでオヤジがいるのに、バイトに見させるんだ」というわけである。

先日はじめて老眼鏡を拵えた。細かい文字が愈々駄目になってきたのだ。
私は目だけは良かったから、なんだか悔しい気もする。
ハ・メ・マラというのは俗に言う老衰の順序で、なるほど私の場合もその順通りに
来ているようだ。歯は40代に入ってからドンドン衰えてきたし、目もいよいよ。
ああそうか、そうするとそのうち、ふーむ。

拵えた眼鏡はシンプルだが結構おしゃれなもので、気に入っている。
出来ればずっと掛けていたいが、リーディング用の眼鏡というのは遠くを見るの
には適さない。……当たり前か。
それでも無理して街を歩くとき掛けていたら、最近髪型を変えたせいもあって、知
り合いが気づかずに行き過ぎる。面白い。こんなことなら素通しの伊達眼鏡を買
ってみるか。
もうすぐ50になるのに、私の馬鹿幼稚はおさまらない。このまま、こんな感じで
50代が過ぎ、60代になり、70になっても幼稚なのだろうか?
幼稚はたぶん人畜無害だ。おそらく。ひょっとしたら家族やなんかは迷惑に思っ
ているかもしれないが、オヤジが幼稚だったために一家離散したという話は今ま
でに聴かない。私がその第一号にならないと言う保証はなにもないが。

今夜もメガネをかけて町に繰り出すのだ!ほほーい
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by shanshando | 2007-07-28 14:41 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 27日

淫夢

ごく田舎っぽい、木造の商家が左右に立ち並ぶ通りを二階の窓に
ばかり注意をはらって歩いていると、そのうち一軒の窓から見知っ
た顔の少年が手を振って、それで私は漸く自分が彼の家を探して
いたんだということを思い出す。
よく見ると少年の横にはもう一人の少年の顔が出ていて、ああ、あ
れが彼の恋人だと合点するが、べつに嫉妬するでもなく。むしろ
よく似通った二人をひとつの存在として愛し始めている自分に気づ
いた。そうかオレは男を愛せる素養があったんだと思うと、なんだか
ちょっと嬉しい。

招かれて、わき道の路地に面した入り口から入って暗い階段を上
がると、三畳くらいの狭い部屋が三つ。そのうちの一つに二人の
少年は布団を敷いて横たわっている。
「どうぞ一緒に」と薦められるままに二人の間に腰を下ろすと、彼ら
は瞬く間に私の服をもぎ取り、チロチロと体を舐め始めた。
そのサマはまるで性欲というよりは、食欲を満たすためのようで、
無心さがあまりに可愛い。
彼らになら本当に食われてしまってもいいなと言う考えが頭によぎ
った刹那、それは現実になっていて、少年の一人がいつのまに私
の肝臓を取り出してまるで果実にでもかぶりつくように食べだした。
まったく痛感がなかったので気づかなかったが、腹はすっかり切り
裂かれて、全てのの臓物を曝け出している。
肝臓を齧っている少年は口の周りを体液で真っ赤に染めていて、
それがまるで塗り損ねた紅のようで可愛い。
もう一人は、初め胃を舐めていたが、そこはあまり美味くなかった
らしくやがて関心を肺にうつした。
「そこは強く舐めると苦しくなるから勘弁してくれ」と頼むが、その少
年はもはや言葉を解さない禽獣になってしまったかのように答えな
い。早晩肺を齧りだすだろうが、なんとか心臓だけは見逃して欲し
いもんだと、絶望的な快楽に泳ぎながら私は祈り、祈りつつ気を失
った。
気をやる瞬間、芙蓉の花の塊が泡立つようにしながら頭上の窓ガラ
スを押し破るのが見えた。
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by shanshando | 2007-07-27 14:33 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 26日

あのアクセス数があれで、えーと自然体って何なん?

今だから言うのだけど、先々週はちょっと浮かれました。
何故、どうしてなのかはわかりませんが、日曜日にこのブログのアクセスが200を
越えたのです。

この半年くらいで、大体一日100台のアクセスが平均になって、まあ通り過ぎる
程度にしてもこんな寝言のような日記を覗いてくれる方があるというのは、奇特
というか、奇跡というか、有り難いことだと思って、読んで下さる皆さんには足を向
けて眠れないけど、一体何処に住んでいるのか判らないので。とりあえず天井か
ら蓑虫みたいにぶら下がってみたりしてますが、ひょっとしたら地球の裏側という
可能性もなきにしもあらずなので、愈々山海塾みたいに逆さまに吊りさがらなけれ
ばならないかと、案じている今日この頃であります。

200超えというのは始めてで、やっぱり正直うれしい!という気持ちと、なにかの間
違いでは?という不安が混在して落ち着かない気持ちでした。
その後、しばらく好成績が続いたけれど、そのうちやっぱり元のペースに戻ったの
で今はまた平穏な日々ですが。私など自分が商売で饅頭本(葬式饅頭がわりに配
る遺稿集など)を邪険にしているくせに、自分でも饅頭作っているようなもので、ま
ったくの物好きなのだから、一喜一憂は滑稽なかぎりですが、文筆を商売にされて
いる方やタレントさんのブログなどはやっぱり気になるでしょうね。
人気のバロメーターだと思えば、あまり適当なことは書けないし、淡々と日常を綴る
にしても語り口はどうだろう?とか、人様のことを書いた時に自分では悪意がなくても
ひょっとしたら悪くとられたんじゃないかとか、考えだすとノイローゼになっちゃうかも
しれません。

「まぁ、何事も自然体で…」というアドバイスほど世の中で無責任なアドバイスはない
と思います。だって、そういうアドバイスを必要としている状態の人は既に自然体で
いられない状況を抱えているわけですからね。
私のお友達のゲイ雄ちゃんは、十代の終わり頃に処女を捧げたオジさんにその瞬間
言われたそうです「自然体にしてればいいんだよ」って。
まったく頭の悪い話で、何処の世界にケツの穴に棒切れ突っ込まれて自然体でいら
れるヤツがいるんだ!って怒ってました。そりゃそうだ。

そもそも自然体ってなんでしょうか?
嬉しいにつけ悲しいにつけ、絶対に動じない人?そんなもの只の不感症か、厖大な悪
意のむこうに情緒を隠している人か、どちらかでしょうね。
釈迦とかキリストはあきらかに後者のように思えますが、政治家の人たちは前者が多い
ように思えます。まぁどっちも人迷惑なのは変わりないですが。プンプン(なんで怒って
るんだろ?)

あれ?なんの話だっけ?ええと、アクセス数か。
毎度どーもありがとうございます。当ブログはこれからも人畜無害を旗印にどーでも良
いことを書き綴っていくのであります。
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by shanshando | 2007-07-26 19:01 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 24日

友人のケメ子さんはとても優しい人で、ゴキブリやハエと言えども
殺すことには同意しない。
同意しないというのは妙な言い回しだが、要するに自分では、殺す
殺さないという以前に、触れることも出来ないくらい怖がっているの
だが、傍に居る人間、たとえば亭主のゴロンパさんが替わりにそれら
を成敗することにも同意しないわけである。
つまりこれは怖いし嫌いだけど、だからと言ってその命を奪ってしま
っても良いとは思わないということで、まぁつまり優しい人なのだ。

こういう人が合衆国大統領になると、世界はもう少し平和になるかも
しれないが、しかしそんなケメ子さんにも我慢の限界というものがあ
って、唯一蚊だけは殺すことを躊躇しないらしい。蚊は、刺すのが許
せないらしい。
イヤ、正確に言うと、刺すのは許せる、血を吸うのも認めよう、しかし
血を貰っておきながら、貰った相手をカユクするというのが許せない!
のだそうだ。ナルホド。
蚊は人類に挑戦している。黙って静かに血を吸って、そっと立ち去れ
ばケメ子さんだって、他の多くの人間だって、なにも目を逆立てて、
追いかけたりしない。
「無益な殺生は好まないが、挑戦されれば受けてたってやる。!」
決然とそう宣誓するケメ子さんをゴロンパさんは「上荻一丁目のアント
ニオ猪木」と呼んでいる。相手は蚊だけど。

大事な仕事で集中したい時に耳元をこれ見よがしに唸りながら飛ぶ蚊
ほど、腹立たしいものは確かにない。刺す場所も肘の裏側とか、耳の
後ろとか、まるで小馬鹿にしたような場所ばかり。どんな聖人だって理性
を失う。

最近は皆さん機密性の高い住宅でクーラーをつけているので、必死
になって蚊を追い掛け回すなどという間抜けな姿は滅多に見られない
ど、あれ不思議と声が出ちゃうもんですね。
「この畜生!」「糞野郎め!」「くたばりやがれ!」「ざまぁみやがれ!」
あんまり勇ましい掛け声にどんなお転婆だろうと思って振り返ると、これ
が色白の楚々とした美人だったりするので、ちょいとそのケのある私と
しては妙に合点。成程蚊はM男の生まれ変わりなのかもしれない。
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by shanshando | 2007-07-24 14:15 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 22日

鬱トマト

最近若干鬱気味だと自分で診断して、治療法を考えてみる。
自分で診断するのはともかく、治療法まで自分で考えるというのは、
それは既に鬱ではないのかもしれないが、なにしろあらゆる事に意欲
が失せ、気が沈みがちである。まぁ放っておいてもいずれ成るようにな
るか、成らないかのどちらかで、(あたりまえか)成るようになってしまっ
てもいいなぁとも思うし、イヤイヤ成るようになってしまっては、それは
やはり困るとも思うし、結局まぁ座して待つよりは行動して玉砕しよう
などと大袈裟なことを考えたりで、中々頭の中の拉致が飽かない。
いや埒があかない。

とにかく、早起きをしてみる事にした。これはなんだかワンパターンな
解決法で、以前に煮たような、イヤ似たような状態になった時は、それ
まで平均8時台だった起床時間を6時台に繰り上げて一定の成果を得た。
現在はやや戻って7時ジャストくらいになっているが、これをこの度は
5時半にしてみようと思うのだが、もしこれでまた一定の成果を得たと
しても再発しないとは言えず、その時は6時ジャストに戻っているとして、
今度は4時半に起きなければならなくなり、ドンドン繰り返すと終いに私
の睡眠時間は消滅するので、これはなんとかここで歯止めをかけたい。

さて、思い立ったが吉日というのはこの場合なんだかおかしいが、とにかく
さっそく昨日から実践しているのだが、ただ早起きしてソファーに腰かけ
てボーッとしていたのでは意味がない。何かしよう、何かせねば。何だろ?
何だろ?と考えてみるが、なにも思い浮かばない。この何も思い浮かばな
いあたりが自分では鬱だと思うのだけど、とにかく庭の草引き。とにかく英語
のレッスン。とにかくトレーニング。いろいろ思ってはみるが、ポジティブな
事をしようと思うとかえって脱力感に襲われる。どうもやっぱり鬱なのか?

ポジティブなことがダメならばつまらない事をしてみてはどうか?
たとえば近所の新聞受けを覗いて、朝日新聞をとってる家にサンケイをサン
ケイをとってる家には朝日を、日経をとってる家には東スポをというふうに
入れ替えて、ご近所の主義思想をシャッフルして回るのだ!いいぞ!いいぞ!
ってダメだよ。それじゃぁ犯罪だ。

犯罪はいけませんよ、犯罪は。もっと無害で誰にも極力迷惑のかからないこと
でなければいけません。

いろいろ苦慮の末、トマトに行き着いた。えーと、つまり、朝5時半に起きだして
一時間くらいトマトに集中するのだ。
といっても、別に買って来たトマトを睨んで「美味しく成れ、美味しく成れ」と念力
をかけるとかではなくて、トマトに関して思い浮かぶことをつらつら書きなぐって
みるのだ。それも成るだけどうでもいい事だけを書きたいし、昔のトマトは青臭く
って癖があったけど美味しかったねえなどという、ありきたりの愚痴を書くのも嫌だ。

一日めの昨日は、なんだかトマトについて書いているつもりが、後で読み返すと
自分のことばかり書いていた。結局そんなもんだね。今日はまず前もって勉強して
から書き出そうとwikipediaでトマトのところを読んでみた。ふーんなるほどね。
うーん、面白いね。でもこれはもう此処に書いてあるのを読んじゃったから書かなく
っていいや。というわけで無用の雑学をひとつ増やしてから、まったく関係ない
トマト話をひとつ。うーん昨日よりはマシか。でもやっぱり理に落ちちゃうなぁ。
そうこうしているうちに時計は6時半になり、家事を開始。洗濯機を回しつつ、朝食
の仕度&お弁当のおにぎり造り&夕食のおかず造り、夕食は今日はトマト入り肉じ
ゃが名付けて「肉じゃがイタリアーノ」!多めに造って余ったら蕩けるチーズでとじて
も美味い。これは昨夏考えた料理だけど、考えてみたらこういう料理を考えてみる
という事はワタシってトマト好きなのかしら?
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by shanshando | 2007-07-22 13:24 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 21日

コンビニ

「いざとなったら、コンビニで働いてでも金は作る。」とか、「毎日懸命に
仕事してもこれっぽっち、これじゃコンビニで働いてたほうがマシだよ」
などと、まったく失礼な話だと思うが、残念ながらコンビニ従業員という
のは、あまり良いイメージで語られることが少ないようだ。
マニュアル通りに毎日決まった仕事をしていればいいのだから、頭も
体力もいらない。大資本に尽す使い捨て労働力というイメージがあって、
そんなことをいわれるのだろうけれど、ちゃんと観察していれば同じよう
でいながら個々の人によって随分能力差があるのがわかる。
商品や店舗デザインなどの外見が同じだけに、むしろ中にいる人間の
個性の差が目立つといったほうがいいかもしれない。

興居島屋を始めた当時近所にあったコンビニには、完璧なアニメ声の
可愛いアルバイトさんが居て、買い物に行くたびにその声を聞くのを
楽しみにしていた。個性的な高声は人によって好みが様々だとは思うが、
私はいつも一生懸命な彼女の接客に悪意を持つ人は少ないだろうと思
っていたが、世の中いろんな人間がいるもので、その甲高い声を聞くと
頭が痛くなるから辞めろなどという意地悪なクレームをつける客がいて、
まさかそんなことで店側が彼女のクビを切ったとは思えないが、やがて
居なくなってしまった。

やはり西荻の別のコンビニでは、その建物のオーナーでもあるお婆さん
が昼間は店番をしていて、知り合いの客が買い物に来ると長々話し込む。
レジ前に精算待ちの列が出来ても知らん顔で喋っているので業を煮やし
た客が苦情を言うと「最近の若い人間は口の聞き方を知らない」と怒り出
す始末で、さすがに此処はすぐに閉店をした。

これはコンビニとは言えないかも知れないが、私が若い頃にアルバイトを
した店で、都内の盛り場に当時4、5軒の支店を持っていた店は従業員割
引の基準が無茶苦茶曖昧で、私など深夜の仕事上がりにそこで買い物を
すると、なんでも半値を遥かに下回る金額で買えたので、非常に重宝した
が、なんであんなことで営業しつづけられるのか今でも不思議だ。ここは
まだ健在である。

登戸に住んでいた頃、近所に道路を挟んで建っている二軒のコンビニがあ
って、片やは酒類も取り扱っているのに片やは取り扱っていない。それぞれ
に別の大手コンビニチェーンに属しているのだが、やはり酒類を扱える扱え
ないの差は大きいらしく、やがて扱ってないほうの○ァミリーマートは閉店す
ることになった。私の家からは○ブン○○ブンのほうが近かったのだが、私
には判官びいきの癖があって閉店を知ってからは毎日道路を渡って○ァミリ
ーマートに通った。

閉店が決まるとその店ではアルバイトさんやパートさんを解雇したらしく、夜
の営業はなしで昼間のみ棚の閑散とした店を開けるようになった。店番はオ
ーナーとおぼしき40代の男性が一人でやっていたが、想像するに彼は会社
勤めの早期退職金でそこの不動産を借り、○ミリーマートチェーンと契約をし
ていたのだが、経営不振で本社から見放されたのだ。
閉店日までの縮小営業の期間、彼は最初のうちは多少応対が乱暴になる程
度だったが、日を追うに連れ荒れてきて、そのうち昼間からレジでポケットウィ
スキーを飲むようになってきた。顔は一面無精ひげで髪はバサバサ。昼間飲
むくらいだから夜は当然のように飲んでいたのだろう。傍によると饐えたような
匂いがした。

それでも一見律儀にチェーン店の制服を着ていたのは自分をここまで追い込
んだ本社チェーンのイメージをちょっとでも落としてやれという意地だったと思う。
彼には憎いのは商売上で自分を打ち負かした向かいの○ブン○○ブンよりも、
形勢不利と見るやあっさり自分を見捨てた○ァミリーマートだったに違いない。
それでもさすがに意地があるのか昼間から飲む酒を向かいの店で買うことだけ
は初めはしなかったようだ、早朝大分離れた駅前の酒屋で酒の纏め買いをする
彼の姿を何度か見た。店の商品にはないはずの酒の空き瓶が店の其処此処に
散乱するようになったのは3日めくらいだっただろうか、恐らくその頃から彼は連
続飲酒に陥っていったのだ。閉店間際の頃には店を開けたままで向かいの店に
酒を買うため横断歩道をフラフラと渡る彼の姿が見られるようになり、予告された
閉店日を未だ1,2日残して店は閉じられてしまった。
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by shanshando | 2007-07-21 14:18 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 20日

夜更けの寒気

何だか急に全身の毛穴が開いたような感じがして、眼が醒めた。
枕元の携帯で時間を確かめると、午前3時を少し廻っている。
昨日は昼頃から喉がすこし痛くって、大したことはなさそうだが
用心のため昨夜は大蒜をたっぷり利かせたパスタを食べたのだが
どうやらやはり風邪を引いてしまったらしい。追って下腹も痛くな
ってきた。

布団を頭から被りなおして暫くは丸まって、状況が自然に治まる
のを待ったが、寒気も腹痛も治まるどころか益々酷くなる。
今朝は買取もないので、朝寝してしまうのを覚悟で薬を飲もう。
意を決して階下に降りると、トイレの前にいつもの大田さんが立っ
ている。ああ、そうか。金曜日の午前3時か。ここ暫くよく寝付いて
いたので、すれ違いだったが、相変わらず出ていたんだ。見る人間
もいないのにきっちり出ているとは舞踏家のように律儀な人だ。
こちらもそうだが、向こうももう慣れたものでニッコリ会釈をしてから
台所の水道を指差したので、コップに水を淹れてやって差し出すと
納得したように微笑んで消えていった。

最近日曜大工で自作したパソコン台の下の引き出しを探って、常備
薬の風邪薬をみつけ、ダイニングを兼ねた居間のソファーに腰掛け
ると、大田さんのために淹れたコップの水でそれを嚥み下した。
腹は相当ゴロゴロいっているが、本格的な便意になるまではまだ
少しかかりそうだ。そのままソファーで「ナイアガラに恋をして」という
CDのライナーノーツに読みふける。これは奇妙なライナーノーツで
付録として大滝栄一氏の70年代からの仕事の足跡を系譜図のよう
に示されたものが付いていて、それが中々面白い。読んでいるうちに
昨夜二度繰り返して聞いたCDがまた聞きたくなるが、深夜なので
一応遠慮して、そそくさとトイレに入った。

トイレの壁は白い漆喰で、よく見ると鏝跡がかすかにわかる。それに
意識を集中しながら排泄していると、近所の道路を通り過ぎる深夜便
のトラックの轟音が振動として尻に伝わってくる。それはまさに命の底
に直接伝わるような振動で、私には生きていることの実感そのものと
いうふうに思える。
トイレで自失すること数分、気がつくと時計は4時に迫っていた。薬の
せいで再び圧倒的な眠気が体を包み込んできたので、2階の寝室に
戻り、就寝。朝8時過ぎまで意識を失っていた。
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by shanshando | 2007-07-20 13:27 | ■原チャリ仕入れ旅■
2007年 07月 19日

おぢぞうさま

先週、石仏関係の本を大量に仕入れたので、ネット目録にでもしようと
整理しているのだが、これはなかなか嵌ってしまいそうな世界である。
近年、みうらじゅんさんやハナさん(モデルのハナちゃん。ハナ肇さんで
はない)の本の影響で仏像探訪をする人が多いようだが、石仏ファン
というのはやはりお年寄り中心なのだろうか?あまり若いお客さんで石仏
の本を探しに来る人は少ない。

私が生まれた滋賀県では八月に地蔵盆というのがあって、各町内に必ず
あるお地蔵様にお供えをして、そのお下がりを子供たちに配る風習がある
が、関東ではそういうことはしないようだ。あれはひょっとしたら真宗系の
宗教イベントなのかもしれない。めったに故郷を懐かしむなどという事の
ない私だが、夏の終わりにこれがないとなんだか淋しい気分になる。
私の地元では、辻つじに子供たちが造った行灯が掛けられ、その灯りを
頼りに普段は暗い路地を抜けると、提灯が灯された寺の境内に辿り着き、
そこでは盆踊りが催されたり、本堂の地獄絵が御開帳になったりで、別に
珍しい祭事でもないけど、なんとも味わい深いものだった。現在はどうなっ
ているか知らないが。

町内に必ずあるお地蔵様というのは、石仏の本に出てくるような由緒や時代
のあるものではなく、もう極庶民的というか、安づくりで、ヒドいのになるとコ
ンクリートを成型して白ペンキで顔を塗り、マジックで目鼻を描いていたりする。
元々あった石造りの物の頭が盗まれて、何処かの家の漬物石になったりして、
地蔵盆が近づいたのに、「お地蔵さんクビ無しではあんまりやで。」とかなんとか
言って、近所の器用なおっちゃんが急拵えで造ったものがそのまま受け継がれ
ていったりしてるのだ。
私はこういう関西のエエ加減さが大好きで、バカ高い寄付を募って造られた今
出来のご本尊などには一向に有り難みを感じない。
ペンキとマジックは数年に一度塗り直されて、その時に初めに造った「器用なおっ
ちゃん」が亡くなっていたりすると、その人の孫になる、図画が得意な小学生が
代理で描いていたり、頼まれたわけでもないのに毎朝その小さなお堂の掃除を
するお婆ちゃんがいたり、左程真剣に信仰してるとか、依存しているというのでは
なくて、なんとなく、ただなんとなく大事にしているというのが、外国かぶれの人
からは宗教音痴の日本的風習と馬鹿にされそうだが、私は本当に可愛らしい習慣
だと思っていて、好きなのだ。

今年も7月が半ばを過ぎて、やがて8月に入ると関西の古い町内では「お地蔵さん」
の準備やその相談がはじまって、去年はまだ小さくって行灯に絵を描かせてもらえ
なかった子も今年こそはと意気込んでいたりするだろう。当日は地蔵さんの前に敷
かれたゴザの上でスイカを食べたりして、たちの悪い酔っぱらいの大人もいないし、
本当に子供のための子供の祭礼なのだ。
ちょっとやっぱり帰ろうかな?今年は
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by shanshando | 2007-07-19 18:30 | ■原チャリ仕入れ旅■