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2008年 01月 30日

パンツ

何か事件があると、やれやれ今の世の中は……と愚にもつかない
慨嘆を声高に言いたがる手合いというものは、いつの世もいるもので、
先日羽村市で起きた小学校教諭が中学生男子からパンツを強奪した
事件などは、そういう連中のいい標的となっている。

教師という職業に関して言えば、体罰にストレスのはけ口を求められた
昔は知らず、今や精神的抑圧から変質者がもっとも生まれやすい職業
のひとつであることは誰もが知るところで、今度の場合犠牲者が男子児童
だったことが、ちょっと珍しげに扱われる要因となったが、これとて別に
今に始まったことではちっともない。
昔から貧困な集落の子どもなどが、食べ物を餌に変質的なオトナの性暴
力の対象になることは随分あったようだ。

私が子供の頃居た街の隣町のさる喫茶店には、有名なゲイのマスターが
居て、親に反抗したい世代の少年を集めては、夜な夜な酒を飲ませ、酔い
つぶし餌食にしていたが、そもそも獲物の資質を見極める見識眼が優れて
いたのか、それとも優れたテクニックの故か、被害者たちは親や警察に訴
えるどころか、かえって足繁く彼のもとに通いつめて、故に彼は地域社会
から爪弾きにされることもなかった。要はセンスの問題なのだ。

今や16歳未満の子どもを性の対称にすることは合意の有無に関わらず
犯罪であるが、生物としての成熟期をむかえてからも充分愛情の対象と
して求め合える異性愛と違って、同性愛の本道は少年愛にありとする人も
いる。
「人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風」とは稲垣足穂「少年
愛の美学」にとりあげられた歌だが、今と違って昔は発育が遅かったから、
そのくらいでも未だ良かったのかもしれないが、なにしろ本当は精通を見る
頃には既に年増とされたものだそうである。

言うまでなく、同性愛はわが国の文化芸術にも多大な影響を与えた習俗で
あるから、一方的に悪者扱い、ゲテモノ扱いをしていいものではない。
歌舞伎は文化だから認めるが、少年愛は認めんというのでは、自分たちが
穀物資源やエネルギー資源を使い尽くす肉食文化をもちながら、商業捕鯨
は地球温暖化阻止を宣言したことと矛盾するなどという寝ぼけた言いがかり
をつけるアメ公と同程度のアホとしか言いようがない。

話しが逸れた。
こういうことを書くと、鯨保護愛好の人は勿論怒るだろうし、また必ず「もし犠牲
になったのがアナタのお子さんなら…」というコメントをよせる方もいらっしゃろう
が、前者にはとりあえず無回答で失礼するが、後者にはすでに答えが用意して
ある。
その時点で、子どもがいくつになっていようが(たとえば60過ぎていようが)私の
子どもに手を出した時点で、そいつは死刑である。愛情はいびつなるがゆえに
愛情なのだ。
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by shanshando | 2008-01-30 14:45 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 29日

靖国通り

JR中央線と荻窪・天沼陸橋で交差した青梅街道は、阿佐ヶ谷、高円寺
中野の町をかすめて新宿大ガードをくぐると名前を靖国通りと変え、市谷
の防衛省を越したところで三度鉄道と交差する。それを更に進むと
靖国神社前から九段の坂をくだり、神田神保町の古書街に入るわけだが、
私はほぼ二日に一度のわりで早朝このコースを走る。市場への出品のた
めだ。

中央線の近隣の他の古本屋さんは大抵自動車を持っているから、精々
週に一度輸送するぐらいで済むようだが、原チャリしか持たない私は、何度
にもわけて運ばなければならないのだ。
売り買い両方で市場を利用する人は、輸送コストを考えても車のほうが有利
だが、私は売りがほとんどで、市場で商品を仕入れるということをしない、だから
帰りは大抵空車、出品は曜日別で個性の違う市が開かれるのにあわせるので
一度には左程沢山出ることは少ない、偶に大口の出品の時は赤帽さんに頼む
ことにしていて、そのほうが遥かに経費が安くですむ。

靖国通りはさっきも書いたように新宿大ガードから始まっていて、つまり振り出し
は歌舞伎町ということになるのだが、早朝の歌舞伎町というのはなんともいえない
倦怠感が漂っている。夜明かしの仕事あるいは遊びで疲れ、着衣も乱れた男女
が横断歩道の左側から右側の駅方面にむかい、逆コースにはこれから仕事に
向かう人たちの群れが渡ってきて、精気にみちた顔はどちらにも少ない。
私はなんだかいつもアウシュビッツに送られるユダヤ人の群れを想像してしまう。

今朝はことに寒く、あやうく降雪こそはまぬがれたけど、曇天が荒涼感に拍車を
かけていたのだが、そんな中をいったいなんの番組かは知らないが日テレのテレビ
クルーが大規模な撮影をしていた。
キャンピングカーのような中継車の後部からは流れる車の群れを正面からとらえ、
数メートル遅れてバイクに乗った二人組みが側面の映像と音を拾い、空にはヘリが
ホバーリングしていた。
おそらくアクションドラマかなにかに挿入するシーンを撮っていたのだろうと思うが、ひ
ょっとすると、私と並走して誰か重要人物が移送されているのかもしれないと思い
キョロキョロしてしまった。アブナイアブナイ。

昔事故で大怪我したのも市場への出品の途中で、あれで私の人生は大きく変わった
といっても大袈裟ではないのだ。
10数年前はまだ若く体の治癒力も強かったけど、今度は只では済むまい。
まぁ野次馬根性をだす私が悪いんだけど、あそこまで物々しい撮影だと、気になって
当然とも思える。
まるで私を待ち構えていたかのように大ガードから市谷の橋までくっついて来た彼ら
はひょっとすると地獄からの迎えだったのかも?クワバラクワバラ
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by shanshando | 2008-01-29 14:17 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 27日

市場の精

「古本屋さんてどうやって食べてるんだろうと思ってた。」
と言ったのは、先日会った大学の同級生である。
「町で見かける古本屋さんってあんまりお客が入ってないでしょう、
売ってる物だって安いし、どうやって食べているんだろう?ってホント
人ごとながらに心配になっちゃうわよ。」とおっしゃる。
どうやって食べてるかなんて、素人にわかるわけないだろう!
そんなもん自分だってよくわからないのに。
まぁよくも差し渡し14年もこんな商売で死なずにきたもんだ。

まぁ古本屋が10人いれば10通りの凌ぎかたがあって、自分の凌ぎに
ついてはそりゃあ朧げながらにその実態は掴んでいるけど、人の凌ぎ
かたは想像もつかない。
最近よく神田の市場に顔を出すのだが、行くとかならず居る人という
のがいる。組合主宰の市場というものは組合員か職員しか出入りで
きないわけで、職員さんが毎日いるのは不思議も無いけど、組合員
つまり古本屋で毎日来ている人は一体何をしているんだろうと思う。
月曜日にいて火曜日にいて水曜日木曜日金曜日土曜日、どうかする
と日曜にも来ていたりする。
早朝見かけて、昼に出会って、夕方挨拶したりすると、ひょっとしたら
この人は古書会館に巣食っている地縛霊かなんじゃないかと思ったりして、
わりと面相が福々しかったりするから悪霊でもなさそうだけど、あれは
絶対会館で寝泊まりしているなと思うのだ。
ああいう人も古本屋である限り店か事務所を持ってるわけだけど、そこには
何時帰るんだろう?
一度聞いてみようと思ってるが意外にホラーな展開になると怖いので聞
けないでいる。
ねぇOYYさん、G林さん、なんかお店に帰りづらい理由でもあるの?
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by shanshando | 2008-01-27 18:12 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 26日

南無南無

念願叶って、僧籍にはいり、始めての読経だというのにお経が出てこない
「エート、きみょうむりょうじゅ~じゃないし、にぃじいせそん~でもないし…」
あげようとしているのは、般若心経でこんなのはバッチリ頭に入っている筈
なのに、あせればあせるほど出てこない。
「なーむふかしぎ~ああ違う……」
後ろに並んだ檀家の人々の目線が背中に突き刺さるように感じる。
昔からイザという時に弱いんだ私は……
気が遠くなるような気分を持ちこたえていると、突然背後から私の右肩上に
化粧くさい匂いの顔がつきだした。
「どないしたん?お経忘れたん?」オカマ独特の根の太い裏声が耳元にひびく。
「えっイヤまぁ…」
「イヤまぁやあれへんがな、あのなお経いうたら御釈迦さんの教えでありがたい
もんやで…」
「あっ、勿論です。」
「どのくらい有り難いかというとやね、ベネチアン・ライターと同じくらい有り難い
んや・」
「ベネチアン・ライターってなんです?」
「知らんのかいな、難儀な子ぉやなぁ。お経は忘れるベネチアン・ライターは知らん
そんなことでは到底ロケットには乗せられへんでぇ!」
私が何時ロケットに乗せてくれと頼んだんじゃ?大人しくしていればつけあがりおって!
怒りを籠めて振り返ると、ドラァグクィーンに扮した森善朗が、市松模様に染めた
歯でにんまり笑っていた。
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by shanshando | 2008-01-26 14:04 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 25日

陶芸教室

私の自宅の最寄駅は西荻窪なのだけど、位置的には荻窪駅もそう離れて
なくて、休みの日の昼食など気が向くと荻窪まで歩いて行ってすませることが
ある。
去年の秋ごろやはりそんな感じでぶらぶら歩いていると、昭和30年代の建築
とおぼしきお屋敷の前のガレージでガス窯に火を入れている男性がいた。
へぇ~と思って立ち止まってしばし作業を眺めていると、微笑みかけてきたので、
なにげなく立ち話をしているうちに、話しのはずみで弟子入りすることになった。

先日も書いたように私は人に物を教わるのが嫌いなのだけど、その男性、あべさん
の教室は本当にゆるい感じで、本格的に陶芸家になろうなどという野心のない私
などにも必要最低限のアドバイスで好きにやらせてくれる。
友だちをさそって大勢で押しかけた体験コースの時に私は店で使うつもりのバカでか
マグを造り、下絵に近頃ハマっている象を描いて一人悦にいった。
今は大皿に挑戦中で、これもやがて何か絵を描いてみようと思っている。

普段「好き」もあって絵本を扱っているけど、自分では画才などさっぱりなく、しかし
観るほうは人一倍観ているから、絵の好みはわりとはっきりしている…というか、
好きじゃない絵の絵本はあまり店におきたがらなかったりする。
何が好きで何が嫌いかは単純にいいようがないけど、まぁ描き手が描くことを楽しん
でいるなぁと伝わる絵はどれも大体好きだ。
亡くなった長さんの絵などは、後になるほど描いている側の楽しみが伝わって本当に
うらやましくなるほどで、自分でもなんか描いちゃってもいいんじゃないか?と思わせ
てくれる。なんだか胸が広い感じがする。

勿論私の絵などはお笑いいいところなのだけれど、今度の大皿にはどんなものを描こ
う?と想像しているだけで楽しくなる。
他のそういう教室のことは知らないから一概に言えないけど、専門的にやろうという人
にはそれなりの指導もしてくれ、私のようなたぶんに自己満足の人も放し飼いにして
くれるあたり師匠のあべさんの人徳だと思う。

もし自分もちょっと陶芸を習ってみたいという人があったら、下記の「ABE POTTERY」
に問い合わせてみてください。 080-3410-3269

体験コースもありますからお気軽に、曜日は火水が休みで、後はあらかじめ予約すれ
ば時間はわりとフリーです。
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by shanshando | 2008-01-25 13:01 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 23日

ほんとに降るなよ……

まぁずっとそんな予報を聞いてたし、冬なんだから当たり前といえば
当たり前なんだけど、やっぱり商売人にはダメージ大きいです。
今朝は買取の約束があったのだけど、悪いことに寝坊しちゃって、
雪が降ってることに9時近くまで気付いてなかった。
ウチの前の私道は舗装されていないので、あっというまに積もっちゃって、
カーテン開けると外はすっかり銀世界。
こんな具合だと本当は原チャリは危ないんだけど、もうしきり直している
時間がない。とにかく大急ぎで準備して、低速でのろのろ出発。
行き会う他の車両もさすがに慎重な運転が多いのだけど、なかには慎重
が過ぎて頓珍漢なことをする人がいて、反って危ない。
まぁあんまり決め付けてもなんだけど、やっぱり女性とお年寄りかなぁ、そ
ういうのは…。
どっちが悪いにしろ、事故にあっちゃ洒落にならないから、びくびくもので
三鷹のお客様宅まで、先日別の買取をしている最中に取り急ぎ約束した
件で、電話の声は若い女性だったから、まぁせいぜいダンボール一つ二つ
かと思っていたら、その方のお父様の遺品整理で結構大山。
整理にも時間がかかるし、この天気じゃ運ぶのはほぼ不可能。
明日また出直すことにして、今日は整理半ばで失礼した。午後には興居島屋
を開けなければならないのだ。
上々堂までまたこわごわ帰り、ストーブでしばし暖をとった後長靴に履き替え
駅にむかう。中央通りの各所でお店をやっている人が恨めしげに空を見ている。
「土方殺すに刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」じゃないけど、商売人だって
天候に祟られる。「今月は天候が不順だったから家賃は半分でいいよ」なんていう
大家はいないのだ。
まぁ、雨や雪をうらむのは筋違いだぐらいは知ってるけど、でもねえほんとに降るなよ。

正午興居島屋にたどり着きトム・ウェイツを聞きながら店だし。ああホットウィスキー
が飲みたい。
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by shanshando | 2008-01-23 14:04 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 22日

ねみぃ

午前中凍えながらバイクを走らせ、上手く時間があったので
開店前に昼食を済ませ、すこし元気を取り戻したところで
店を開け、ストーブの前に腰を落ち着けると、落下するような
感覚とともに眠りに落ちた。
居眠りなんていうカワイイものではなく爆睡というやつである。
10分くらいのものだったと思うが、親切なお客様が起こしてく
ださるまで完全に意識を失っていた。
そのお客様がセギュール夫人「ちっちゃな淑女たち」を買って
出て行くと、ふたたび睡魔。7メートルばかり向こうの戸の外
を人々が行き過ぎる光景に映画のようなフォーカスがかかる。

昨夜はなんだかとても夢見が悪く、時間的には6時間も横に
なっていたわりに充分な睡眠が得られなかった。
ああ、もうだめ、また落ちると思った途端に携帯メールの着信音。
上々堂の小森さんからネット通販のサイトに関する不具合の報告。
貸しサーヴァーによる運営なので、原因はすぐに特定できないが、
とりあえずすぐにそのお客様に電話連絡し、貸しサーヴァーの会社
にも連絡。ああもう寝てる場合じゃないのにまだ眠い。
帳場の後ろの窓を全開して冷たい空気を深呼吸すると、頭はすこし
はっきりしたが、カラダは相変わらず重い。

全ての仕事が終わる23時まではあと6時間半。上々堂に移れば
そこではまた今日中に片付けなければならない仕事が待っていて、
眠気どころではなくなるが、こんなふうに人生の時間をすりへらして
いっていいものなのか?
いや、いいも悪いもないね。みんなそうだね。でもなんだかね。
ああ、胃に悪いけどコーヒーでも飲むか。
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by shanshando | 2008-01-22 16:36 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 20日

最近三鷹吉祥寺あたりでは夕刻デモ隊とすれ違うことが多い。
大抵は十数人の小規模で、構成員の多くは50代60代。30代40代はちら
ほら20代は皆無という感じ。
世の右傾化を歎いてかつての革命家たちが老体にむち打っているという
ところだろう。大寒の空にシュプレヒコールがむなしく吸い込まれて行く。
内容的には大いに賛同出来るし、教育問題などは本当に深刻だと思うけれど、
あの音声の割れたスピーカーから無神経に声高に叫ばれる主張には同調より
先に反感を抱いてしまう。
テレビでも、街頭でも語る人は違うのに同じ論調、同じ言い回しで語る彼等
のやり方が大衆の意識からズレていることは明白なのに、何故やり方を変え
ないのだろう?
遠からずまた選挙が行われるのだろうけれど、問題はいっぱい見えているのに
解決策は一向に見えてこない。結果とりあえず自分と自分の責任がおよぶ範囲
の平安を考えることで精一杯。
古本屋としては扱う本の選択にはニュートラルであるべきだと思うけど、やっぱり
どうしても扱いたくない本もある。今ちょうど売れ時なんだろうなとわかっていても、
抵抗を感じると捨てる……わけにもいかないから縛って市場に出してしまう。
結局他の本屋を通して誰かの手元には落ち着くのだから、君子は厨房を遠ざく
みたいなものだけど。

今夜から明日に掛けて東京では雪が降ると言っている。
72年前の2月2.26事件が起きていてその日も確か前日からの大雪だった。歴史上
の大昔のことかと思っていたら、ちょうどその前月私の母が生まれている。意外に
近い過去なのだ。
降っても降らなくても今夜は一段と冷えることでしょう。みなさん暖かくして休んで
下さい。
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by shanshando | 2008-01-20 17:32 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 19日

富岡八幡 チェッカーズ そして輸入雑貨

メールで依頼をいただき今朝は江東区の富岡まで出張してきた。
昨夜、学生時代以来27年ぶりの友人と飲みながら、歳をとったら
是非京都に戻りたいという彼女とは逆に,やっぱり京都よりは東京がいい
と言い張った私だけど、東京の何処でも良いというわけではなくて、渋谷
や新宿近辺は今でもゴメンだし、現在住んでいる中央線沿線もそんなに
先々まで居たいわけでもないけど、富岡や門仲あたりには是非住んでみ
たい。街になんとも言えない色気と華やぎがあるように思えるのだ。

依頼を頂いたYさんはかつては三鷹にお住まいだったのか、上々堂に来
てくれていた時期があり、今回蔵書の処分にあたってわざわざ声をかけて
くれたのだ。
とても感じの良い女性で、下町っ子らしくハキハキ話されるのが聞いていて
心地よい。年齢を推察するというのはあれだけど、小学生のころチェッカーズ
にはまっていたというと……???

チェッカーズって、昔なんだか私も映画を観た記憶があるなぁ。なんかピンク
のオープンカーが出てきたような……???あの時私は幾つだったのかしら?
残念ながら思い出のチェッカーズ本は踏めなかったけど(足で踏んづけるじゃ
ありませんよ。御アシを乗っけるというのが語源かしら?査定するということです。)
面白いものも多数あって、そういえば今までもこのチェッカーズ本が出てきたお宅
の買取には良い物が多かったように思う。
なにしろわりとよく出てくるのだチェッカーズ本。踏めないけど。
そこで私はご幼少のみぎりフミヤーのファンだった女性は長じると古本好きになると
いう法則を立証したいけど、ちょっと無理かなぁー、やっぱり。

Yさんのおうちはご両親が輸入雑貨の卸しのお店を経営されていたのだけど、この
たびお辞めになることになり、それでお店に置いておかれた蔵書の整理だったのだ
けど、本もさながらやはりご商売物だった輸入雑貨の数々に目を奪われる。
台所用品やCDラックなどもあって、上質なものに「えっ!」というような値段がつい
ている。つい先ごろまで閉店セールをやっていたのだそうだ。店舗の契約期限がく
るので、今はもう普通には営業されていないけど、来週中くらいはあらかじめ電話
して行けば、まだわけてもらえるらしい。許可を頂いたので、下記に住所と連絡先を
書いておきます。興味があるかたはどうぞ!
私もフォンデュ鍋とCDラックに目が惹かれたけど……

 店名 アルプスレッド 住所 江東区富岡1-11-5

 くれぐれも出かける数日前に電話してから行ってください。
 
03-3642-2814
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by shanshando | 2008-01-19 15:23 | ■原チャリ仕入れ旅■
2008年 01月 18日

アドレナリンリン

年が明けてからこっちそうする必要も感じて極端な躁状態になっている。
鬱の次に躁。なんとまぁわかりやすい頭だろう。
どちらにしても、あっちへウロウロこっちへウロウロ、本のホコリにまみれ
ている生活状態に違いはないのだから、どちらかというと慣れない鬱より
は、慣れ親しんだ躁状態のほうが本人は楽だ。(周りはさぞさぞ…)

わたしの場合簡単な条件さえ整えば、ハイになるのは鼻をかむより簡単で
そうなると異常なほど働く、休まない。カラダは勿論疲れるが頭のなかに小人
の応援団がチアガール付きで編成されるので、一向に休みたくならない。

躁状態だとおっちょこちょいな失敗などしそうなものだが、不思議とこれがそう
はならない。伺ったお宅で雑然とした状態の本の山を見てもけっして大事なもの
を見落とすことはないし、市場への出品でもじつに効率がいい。
ひょっとしたら何かが憑依しているのじゃないかと自分で疑うほどだ。

一昨日は市場への出品の帰途、通りすがりの某古書店でダニエル・タメット著
「ぼくには数字が風景に見える」という本が安く売られているのを見つけた。
これは表紙が100%オレンジということもあるけど、内容的にも興味深い本なの
で即購入。家に帰ってさっそくまずは自分が速読。(基本的に商品として仕入れ
ているのだから自分がグズグズ読むことは許されないのだ)昨日店に出した。
(出したのが上々堂で、今私は興居島屋だからまだあるかどうかはわかりません。)

この本の著者はアスペルガー症候群という病気なのだけど、この病気の人は
記憶力が異常に優れていたり、数字を色や形態として認知する能力をもっている
ことがある。去年出た本なので読んだ人はとっくに読んだだろうし、未だな人は
貧しい古本屋のように速読などせずゆっくり読んで貰いたいけど、速読ながらに
古本屋はこの本に触れて、脳のもっている可能性というのは、むしろ危うさの向こう
に潜んでいるんだなと思って、そうだとすると私の狂躁状態も使いようによっては
まだまだいろんな可能性をもっているかも?などと手前勝手な納得をしたけれど、
日本では、明鏡止水だとか泰然自若だとかいう精神状態を賛美する風潮があって、
それはそれでわかる気もするけど、脳というのはブレたり、沈滞したりしながらその
可能性を広げていくものなのだでゴザイマスワヨ………!?!?

なんだかわからない語尾だけど、ようするに私なんかが小さかった頃には社会が
すごく単純な物差しで個々の脳力の良し悪しを測っていたけど、本当はそんなことは
社会の側の貧困にすぎないのだなぁ。と思ったのでした。
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by shanshando | 2008-01-18 14:27 | ■原チャリ仕入れ旅■