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2009年 04月 29日

微薫

夜遅い興居島屋、
私は10時を過ぎるとウィスキーのグラスを傾けながら店番をする。
飲み屋に囲まれた立地の関係上、その時間にはお客様の殆どが
酔客だし……だからといって店番が酔っ払っていていい道理はないが、
なにしろ、ほぼ就寝時間以外は労働時間にあたるような生活をしている
ので、それくらいはまぁいいよイシマル君、と社長がおっしゃったわけである。
つまり私が、私に、言うわけだけど……。

酒飲みはご同類の酒飲みの放つ臭気には至って寛容で、だから私もお客
様の殆どが「出来上がっている」その時間には、多少の飲酒が出来るわけ
だけど、まさか酔っ払うほどは飲みはしない。
どれだけという量は敢えて言わないが、まぁほろ酔い程度。
なにしろ、中学三年生の頃からの依存症だから、度を越さぬ知恵もある。

この頃の酒は昔みたいに、飲むと熟柿臭くなるというのはあまりないようだが、
……と思っているのは実は呑み助だけだったりするが……酔客の殆どは、
喫煙のほうも同時にたしなまれっちゃってたりするから、酒は飲むが、煙草は
吸わない私は意外とそれを繊細に感じちゃってたりする。
繊細つたって、たかだか酒飲みの繊細だから充分に鈍磨していて、昼間子連
れの時感じるほどにその匂いに対する危機感はない。
むしろ、ちょっと自分もお相伴に預かりたい…とまでいかなくても、フフフ程度の
親近感は充分にもてる。
自身も紅灯の巷を逍遥してる気分になれて嬉しい。(随分ないからねぇそいうの)
勿論店内で吸われちゃ、さすがに困るが、
衣服に染み付いたニコチンの匂いは、なんだか古い古い思い出の匂いに似て、
そういや仕事帰りにしがみついた父親の背広はこんなだっけ、
随分、酷く殴られたり、罵られたりもしたけど、逆に大事にしてくれていた時期も
あったんだね。う~ん愛情っていうのは難しいなぁ。

ウィスキーの酔いにはやっぱりニコチンがあうようです。
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by shanshando | 2009-04-29 00:00 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 26日

しつけ?

児童虐待のニュースには、いつも暗澹とさせられる。

虐待自体に強い怒りを感じるのは言うまでもないが
もっと怒りを感じるのは、正義感ぶって大衆にカタルシス
を振りまくマスコミの鬼畜どもだ。
どんな酷い親だって子供にとっては掛け替えの無い存在で
今度の大阪の事件も殺された子だって、死ぬ寸前まで
親を頼りにし、信じ、その分自分を責めていたことだろう。
だから、勿論この事件の親たちは許せない。個人的には
その子の受けた辛さの数百倍の辛さを罰として与えるべき
だとも思う。しかし、この家庭にはまだ一人子供が居た筈だ。
その子は否が応でも知らされる親達への容赦ない社会的
制裁の苛烈さに二重の被害を受けることになる。

惨たらしい虐待を受けている子供は他にも大勢いて、だから
私達大人はその事実を知り、すこしでもそういう子供達の傷み
を和らげる方法を考えるべきだし、身近にそういう虐待をみたら
積極的に手を差し伸べることも必要だろう。その為にはあるいは
報道も必要なのかもしれないが、この事件のように殊更親たち
の素顔を公開したり、実名を公表することが良い事とは到底
思えない。

私自身子育てをしていて感じることは、偶の休みに子供連れで
出歩く私には、概ね人びとはにこやかに対応してくれる。
「パパと一緒でいいねえ」と声をかけてくれるお年寄りなどは
かなり多い。しかし常日頃二人の子供を連れて出歩く母親には
ともするとお節介とも取れる差し出口をする人も随分居て、
日常がリアルな子育て戦争である母親にはそれが悩みの種に
もなる。
しつけとはこうあるべきだ。などとしたり顔で論評する連中は、
大抵子育ての実状を遠くから眺めているだけの傍観者であったり、
遠い昔の自分の経験を思い出として美化している人だったりする。

「昔の子育てはもっと大変だった。」「今の若い人は駄目だ」など
言説くらいおかしなものはない。
歴史というのは連綿と繋がっているわけで、昔の大変な情況で
それでも立派に子育てをやってきた先人がいるとしたら、歴史
は常に改善の一途を辿ってきている事になり、今の世の中は
もっと素晴らしいものでなければならない筈だが、現実の世界は
荒涼としている。これはまさに先人達の所業に間違いが多かった
事を示しているではないか。何事につけ昔は良くって今は駄目と言う
年寄りに私は、「今が駄目なのは取りも直さず貴方自身が駄目
だったということですよ。」と言いたい。

綺麗ごとを言うようだが、私は世界に一人でも飢えている子供が
居るかぎり、自分が幸福だとは思えない。
イヤ、別に博愛主義を語る気はないのだ。私は概ね弱者に対する
同情が薄いほうで、ハッキリ言ってホームレスの人たちにもある程度
やっぱり自己責任でしょなんて思っている。中には本当に不可抗力
でそうなった人もいるかもしれないし…、イヤ実は結構そういう人が
多いのだろうけれど、でも私は大人である限りそういう人たちに同情
を寄せることはない。人のことを構っていられるだけの余裕が自分には
ないと思っているし、見境の無い博愛に陥る前に私には家族や一緒に
仕事をしている人に対する責任があるから。それを置き去りにして慈善
事業なんかしたら本当に偽善者だと思う。
だけど、なんの救いの手を差し伸べられないにしても、子供達の不幸は
見過ごすわけにはいかない…というか見過ごせない。見てしまう、
見ても何にも出来ないクセに見てしまう。無責任だと思うけど私という
人間はそういう質を持っている。

いつか経済的にも時間的にも余裕が出来たら、私はそういう自分の
質を満足させるだけの欺瞞かもしれないが、充分な生育のための条件
すら与えられていない子供のために何かしたいと思う。これは全くの
エゴイズム以外の何物でもないと思うけど、やっぱりしたい。
まぁ今のところ何の目算も立てられないほど遠い目標だから、実現しない
ままに終わってしまうかもしれないが。

私の自己満足計画の成否などどうでもいいが、少なくとも悪辣なマスコミ
踊らされて、間接的被害を受けている子供達を苦しめるようなことだけは
したくない。
虐待問題だけではない。感情的な北朝鮮攻撃、外国人労働者の排斥、
大国の経済的優位を温存するためだけの戦争への加担。これらの問題
の裏には必ず泣いている子供がいる。朝鮮の子供もパレスチナの子供も
アフリカの子供も誰一人不当なめにあわせたくない。
全ては私の自己満足のためだけど。

「しつけとは云々」などとしたり顔で評論家ぶっているオジサンやオバサン。
あんたらの無自覚が一番子供を傷つけているかもしれませんよ。
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by shanshando | 2009-04-26 19:38 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 25日

草彅 剛くんの爽挙を讃える

「……もともと邪魔な脂肪と曲線の過剰は必要ないのです。
骨と皮、それにぎりぎりの必要量の筋肉が理想です。
もし犬に青い静脈が浮いているのなら、おなごの体など金
輪際要らなくなると思います。」
   (土方巽全集より『犬の静脈に嫉妬することから』部分)

公然わいせつ罪とはなにごとか!
もう34にもなっていたとは知らなかったが、草彅 剛はまだ
充分美青年と言っていい風貌をもっている。その草彅の裸身が
早朝の都心の公園のコバルト色の静寂を打ち破るように猛り
狂う…。美しいではないか!
もし裸になったのが鳩山邦夫なら公然わいせつも納得できる。
いや、醜いものを殊更人前に晒すのはわいせつ罪を超えて
むしろ公害とさえ言えるかもしれない。鳩山なんて脱がなくっ
たって歩いているだけで公然わいせつに問われたって不思議
はない。しかし草彅 剛の裸なら私だって観たいと思う。

そも、わいせつの概念とはなにか?
判例では「いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ普通人
の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」
と定義されている。
法律言語にありがちな舌足らずで想像力にかける醜い文言である。
まず性欲を興奮させ、または刺激をあたえる行為は「いたずらに」
こそ行われるべきで、そんなもん四角四面の面持ちで眉根を寄せ
ながらされたのでは性的不能に陥りかねない。

「普通人の正常な性的羞恥心を害し、」という部分を読むと判事たち
の言う「普通人の正常な」性的羞恥心という基準がどんな風に考え
定義されていくのか気になる。
「えーと、人前でチューするのはどうかしら?」
「ウーム時と場合によるとあれだけど、宗主国であるアメリカでは普通
にやってるんだからいいんじゃない?」
「えーと人前チューは一応あり…と、ミニスカートはどうかしら?パンツ
が見えそうなヤツ。」
「あれはケッコー興奮しちゃうよなぁ。駄目って事にしちゃおうかしら?」
「でもやっぱないとつまんないよね。えーとパンチラもOKと、体毛関係
はどうしよーか?」
「陰部の毛はまずいっしょ。やっぱ。写真ならまぁ見慣れちゃったから
いいけど、動画は駄目にしとこうよ。」
「他んとこは別に問題ないよね。腋とか。」
「エー俺あれ感じちゃうんだよね。夏の初めに処理し忘れの女と電車で
あっちゃったら、もうだめ理性なくしちゃうかも?」
「エ~まじかよ。やばいよそれ、お前絶対普通じゃないって。」
「そう?だってわりと趣味合う人多いよ。」
「ほんとかよ。聞いたことないよ。」
「高裁の次席判事のYさん、もろそれ系だもん。禁止にしちゃうと睨まれる
よ、あの人政治力あるから。お前なんてど田舎に飛ばされちゃうかも?」
「わかったよ、じゃあ腋毛はOK。でもさぁ、これって観るほうが勝手に感じ
ちゃうわけだろう。見せる方には元々あんまり責任ないんじゃない?」
「馬鹿だなぁ。それいったら何だって観てる側の問題なんだって。観たくなきゃ
眼反らせばいいだけなんだから…。」

話が逸れまくっちゃった。
とにかく、草彅 剛くんの今回の逸脱ぶりはいかにも芸能者らしいエピソードで
これが一昔前のお笑いタレントなら楽しいエピソードとしてファンを喜ばせこそ
すれ、非難するものなどなかったに違いない。地デジのイメージキャラクター
だったからどうのと言っているが、業界と政界の馴れ合いに国民を巻き込む
地デジの政策のほうがヌード事件よりよほどいかがわしいではないか!

ジャニーズは草彅 剛くんの謹慎を決めたらしいが、考え違いも甚だしい。
彼等が草彅 剛くんに怒る筋合いがあるとすれば、商売物であるはずのタレント
の肉体を只で見せちゃったことに若干怒る理由があるくらいで、もしジャニーズ
に太っ腹があれば、この事件を逆手にとってこれから彼をセクシー路線で売り
込むくらいのことをしてもむしろいい。
そういう事が出来ないのはやはり巷説に囁かれる通りこの事件の内奥に薬物
がらみの筋があるからかと邪推せずにはいられないではないか!

ちなみに冒頭の文章を引用したのは偶々「土方巽全集」が興居島屋にあるからで、
本文とはあんまり関係ないかもしれない。

とにかく、草彅 剛くんが一日も早く野暮な馬鹿どもの魔手を逃れることを祈ると共に
只今買い入れ過多で良品が目白押しの上々堂と興居島屋に連休中お客様が殺到し
てくれることを望んで已まない私なのである。
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by shanshando | 2009-04-25 14:31 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 21日

ネット販売に新商品がまもなく!

上々堂に、
牛腸茂男やダイアン・アーバス、鬼海弘雄などの写真集が入荷しました。
近日中にアップ予定ですが、ご近所お立ち寄りの際はカウンターにてご覧いただく
ことも可能です。
ネット販売はこちらから

興居島屋には、高橋悠治やジョン・ケージその他アジア音楽に関する文献
が入荷、こちらは西荻窪の興居島屋店頭のみでの取り扱いです。
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by shanshando | 2009-04-21 11:28
2009年 04月 15日

大麻

私は、アルコール以外の毒はカラダに入れない方針。
というより、虚弱なあまり副流煙のニコチンすら吸い込
んでしまうと、喉や胃が痛くなる体質なので、残念ながら
オランダに行ったときも、ソフトドラッグが手に入るKAFE
に立ち寄らなかった野暮天だが、最近の白々しい大麻狩
りには正直義憤を覚える。

自分が体験がないものを断言するのはなんだと思うが
大麻が煙草よりよほど害の少ない嗜好品であることは
どうやら事実のようであるのに、大仰に摘発しまくってい
るのは、あきらかに政府だか官僚機構だがしらないが
とにかくこの国の権力の中枢にいる人々のミスディレク
ションだろう。


明治18年長井長義によって麻黄から抽出されたエフェドリン、
さらにそこから生み出されたメタンフェタミンは戦前戦中戦後
ヒロポンという名で家庭の常備薬として新聞広告すら打たれ、
軍部では兵士にこれを投与して、正常な判断能力を奪い、
戦術とも戦略とも言えない特攻などという愚策に駆り立てた。
そういう歴史の遺物が現在蔓延しているシャブだとかエス
だとかスピードだとか言われる覚せい剤で、これはまさに悪質
極まりない物だと思うが、大麻がやがてそれらの薬物の使用
に至るゲートオブドラッグだというのは、正直言いがかり以上の
何物でもないと思う。

しかし事実大麻吸入者の多くが別な禁止薬物に手を染める傾向
が統計的にあきらかだとするむきもあるが、むしろそれはまったく
大麻取締法のせいだと思う。
禁制というのは破ることそのものが冒険心故に目的化されてしま
って、そこで味わうスリルが次の禁止薬物を使用する引き金とな
るのだし、そういう心理を利用する暴力団などの手によって誘わ
れているのだと思う。
禁止せずに、煙草同様に多額の税金を乗せて販売すれば税収
もあがるし、現在大麻を不法に扱っている暴力団等の資金源も
絶てるし、良いことばかりなはずなのに、そうしないのは吸入す
れば、平和な気持ちになり、闘争心などが失せるといわれている。
大麻の効用を怖れているとしか思えない。
権力者は国民を馬車馬のように働かせたいから、のんびり平和な
気持ちになられては困るのだろう。
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by shanshando | 2009-04-15 13:32 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 10日

七緒

今日は興居島屋に着物雑誌の七緒別冊の撮影陣がきた。
総勢10人近い人々の殆どが女性でやっぱり華やぐねぇ。
そういや午前中上々堂で一番目のお客様もいい笑顔の女性で
やはり華やいだ。もう華やぎっぱなしである今日は。

上々堂のそのお客さんなんか、どうかすると私の同級生の娘ぐ
らいでも可笑しくないくらいの若いお嬢さんで、そんな人を見て
華やぐとは怪しからん馬鹿オヤジで申し訳ないが、やっぱり
春は女性が華やぐのだ。

人間色気を失っちゃお終いだというけれど、私はその点だけは
大丈夫という自信があったけど、最近はなんだかその自信も
怪しくなってきた。酒もべつに特に欲しいと思わないし、着る物
だって何時も同じで一向気にしない。朝起き抜けから商売の
事を考えて、寝る寸前までがそうなのだから、好きでやっている
とは言え仕事の奴隷みたいで悲しい。

むしろ人に使われている人はその人のせいに出来るからいいけど
自営業者は何処にも苦情の持って行き処がない。
なんとか巧い具合に人生をスィッチ出来ないものかと考えながら
三鷹の線路沿いを歩いていたら、「時給2300円より」という文字が
飛び込んできた。いいなぁ、私なんか時給計算すればコンビニの
バイトさんより安いだろうからな。どんな職業かしらと見てみたら
フロアーレディ募集と書いてあった。
惜しい惜しいなぁ~年齢制限はほんの18年ほどはみ出している
だけだから、なんとか誤魔化すとして、後は性別の問題だけクリヤー
すればいいわけだ。惜しい、じつに惜しい。
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by shanshando | 2009-04-10 15:17 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 07日

どざえもん刑事(でか)

昨日は、まさに二ヶ月半ぶりの全休。
それでも乳幼児のいる家庭の宿命として午前6時半には起こされ、
なにやかやを済ませたのち、昼前から善福寺川沿いを逍遥
善福寺川公園にたどり着き、満開の桜の中でしばし呆然。阿佐ヶ谷駅
経由で西荻窪に戻り。5時半には夕食を済ませ。8時半に床に就き
もう欲も得もなく眠りこける。

夢を観た。
落語家の柳家権太楼にそっくりの小太りの刑事が事件を追って、湾岸
付近を飛び回り奮闘するのだが、一向に事件は解決しない。
…というか事件そのものが何なのかがさっぱり判らないままに、ただただ
無駄骨を折っている。
やがてついに疲れ果て、「家に帰る」と一言呟いて、干潟の水溜りに倒れ臥す.
あらまぁ死んじゃったのかと思いきや、よく見ると傍の別の水溜りにはエプロン
を付けた女性が倒れ臥しており、帰ってきたどざえもん刑事を迎えるように
お尻を振っている。
そう、この干潟のドロドロがどざえもん刑事の家なのだ。
しばし、ここで泥水をすすり。身体の疲れを癒したらまた捜査に復帰しなくて
はならない!なにしろ事件は何が起きたのかもよく判らないほどの難事件なのだ。

ここで一回目が覚めトイレへ、
さて、続きをと思ったら。今度はどざえもん刑事の姿はなく、私が免許もないのに
自動車を運転して、大量の買取荷物を運んでいる。
荷は殆ど古い少女マンガ、全然専門外だが、一冊ずつ読んで。内容を要約した
文章をつけ目録を作ろうとしている。
なんなんだ。なんで休日にまで仕事の夢を見る?

再び目覚めたのはやはり午前6時半。
たっぷり寝たはずなのに寝る前より身体が疲れている。しんどいなぁもー
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by shanshando | 2009-04-07 11:46 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 05日

入荷……乳化

今朝はこのところの週末にはめずらしく出張買取がないなと思っていたら
(もっとも昨夜は緊急の一件があったのですが)、今朝は午前中から
持ち込みが多い。
頭蓋の内側に乳化した水が膜を張り始めているような状態でも、買取と
なれば自動的に目が冴える、悲しいサガ……でもないか。フツーか。

一件目は極美の現代日本文学中心の山。
はっきり言って、上々堂的にはもっとも有難い山である。
堀江敏幸 保坂和志 川上弘美  絲山 秋子 穂村弘 栗田有起
山崎ナオコーラ 伊坂幸太郎 などなど
なんで有難いかというと、勿論売れるからだ。
査定中なんだか表でパレードがあったようだが、それどろじゃない。
なんだかタレントの何とかって言う人が、一日署長を勤めるとか言ってるが
知ったこっちゃない。
いそいそと査定して、買取り。値段付けをしている間にもまた立て続けに
持ち込みが……。

とくに目玉は限定販売の「Иркутск2」だろうか?
チェックのためページを繰っていると読みたくなるが、ここは我慢我慢。
今日は書き入れ時のクライマックスだ!

ごめんなさい、明日の午前中は休ませていただきます。
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by shanshando | 2009-04-05 13:46 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 04日

いよいよきました

昨夜は結局、0時過ぎまで店を開けていて、朝は9時半からだったから
就労時間14時間半。
まぁ、いつものペースといえばいつものペースなのだが、もう本当に
身体も意識もやばくなってきた。
バイクに乗っているときだろうが、店に居る時だろうが、お客さんのお宅で
だろうが、容赦なく突然瞼が強制的に落ちてくる。
こうやってキーボードを叩いていると寝ないからと思ってブログの更新な
んかやってると呑気そうだが、昨夜の更新なんか自分で読んでもなにが
言いたいんだかちっとも判らない。
とにかく、不景気の昨今だから稼ぎ時の週末に休むなんていうことは考えも
つかないし……どころか今日の夜は遅番担当の相棒が、残業は一切お断り
という姿勢なので、週末の夜遅くは結構売れる興居島屋でそれはあまりに
もったいないから、結局上々堂を閉めてからいそいで移動(ちょっとでも遅れる
と煩いんだこれが…)結局0時過ぎまでやることになるだろう。
彼女に言うと、11時で自分が閉めるというが、そんなことではこの厳しい
不況は乗り切れない。
一時間の延長で得られる売り上げは確かに知れているが、一月通してみれば、
やるとやらないじゃ大違い。
まぁ危機感のない人に何を言ったて始まらないから、さっさと交替して自分で
やったほうが早い。
しかし、これで私が死んじゃったら、どうなるんだろ?
責任上も休まねばと思うのだが、結局休みの日にも子供背負って、おに吉の
新しい地図のための現地調査なんかやっちゃうんだねぇ、これが。
自分は行けないんだそうだ。宴会やってる暇があるんだから行けそうなものだが、
ああ、ああ、人間だからどうにかもってるけど、雑巾ならとっくに擦り切れてるよ。
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by shanshando | 2009-04-04 13:58 | ■原チャリ仕入れ旅■
2009年 04月 03日

宴会と幽霊

今週末は何処もかしこも宴会らしい。
新歓だ!花見だ!なんとなくだ!と、賑やかで結構だが、
はしゃいでる人々の顔を素面で見ていると、このうち何人くらいが
来年までに死んじゃうんだろうなどと、縁起でもないことを考えてしまう。

昨日ひさびさに幽霊の夢を見て、漏らしそうになっちまった。
他の人はどうだか知らないが、私は45を越したあたりから急に夢の筋立て
が込んできて、肉体の衰え著しい昨今はまさにハリウッド映画も真っ青の
リアルでエキセントリックで波乱万丈の夢を観てしまう。

「他人の夢の話を聴くぐらいつまらないことはない」と言っていた女性がかつて
居て、それは夢の手が込みだす以前の付き合いで、今は名実ともに完全に
他人だから、もう頼まれたって夢の話なんぞ聞かせてやらないが、じつは
大事にしたい相手なら拝み倒してでも夢の話を聞くべきだと最近思う。

夢の記憶は本人にも随分定かでない部分があるものだから、つい不確かな
部分を拵えながら話してしまうもので、それは随分潜在意識が反映されるもので
あろうから、好きな相手なら、聞けるものなら、聞いておいて損はない。

昨夜の幽霊、細面の40代の女性で、小作りな顔が端正で、物静か、ただすーっと
ビルの一室に佇んでいて、私は何故かその部屋から出ることができない。
恨みを言うわけでもなくただただ佇んでいる幽霊が何故だか愛おしく、愛おしい分
だけとてつもなく恐ろしい。………………うーむこれはどうゆう因縁かしら。
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by shanshando | 2009-04-03 23:00 | ■原チャリ仕入れ旅■