上々堂(shanshando)三鷹

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2010年 03月 28日

いよいよです。

いよいよ今度の火曜日(三月三十日)から吉祥寺伊勢丹跡地とFFに挟まって、
古本市が始まります
私は、この商売を始めて16年、居酒屋さんとか
新聞屋さんとか視力恢復センターとか、ベビー用品リサイクルとか漬物屋さんとか、
いろんなものに挟まれてきましたが、
こんな繁華な場所で、こんなお洒落なものに挟まれるのは初めてです。
できればずっと挟まれていたいぐらいなものですが、まぁ挟むほうの都合もある
ことでしょう。
当初、現地ではアルバイトさんに挟まってもらう気でいましたが、集まってきた本の
顔を見ているうちに、出来れば私自身がこの本たちと挟まれたい!そう思い出しまし
た。なかなかのラインナップです。
版形もさまざまで、見た目も内心も個性が強い感じ。癇症なまでに清潔で美形。
一緒に挟まれたりすると、翻弄され、籠絡されるかもしれません。
一般的に外売りをする人に言わせれば量としては少ないかもしれませんが、捨て駒で
膨らませるやり方は性に合いません。
イベントとしての盛り上がりは同ビルの屋上で一箱古本市が開催される4日に来そう
ですが、心配なのはそれまで良品が残っているか?です。
中ごろにまた処方面を駆けずり回って追加分を揃えなければならないかもしれません。
なんて………なんて強気な私!
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by shanshando | 2010-03-28 16:51 | ■原チャリ仕入れ旅■
2010年 03月 25日

また夢の話

理由は思い出せないけど、とにかく深夜に上々堂に出かける必要が
あって、店の脇の自転車置き場にバイクを乗り付けると、ポストの
陰に見慣れない男が立っている。
上階に住む人たちとは顔見知りだから、顔を合わせればどちらから
ともなく挨拶する習慣だけど、こんな男は見たことがない。
さりげなく挨拶をしかけると顔をそむけ、通りのほうに逃げていった。
深夜に物騒な感じだが、盗んできたらしき物を持っているわけでもなく、
衣服のみだれもないようだったので、悪計を目論んだにしても未遂だ
ろうと決めて、追いかけるまではせず、店の裏のドアーに鍵を挿し込
むと、手ごたえがいつもと違う。
鍵が開けられているのだ!
すぐにドアーを開くと明かりが点いており、髪を振り乱した女が棚の
むこうに居る。
誰だ!と叫ぶと、訳のわからない悲鳴のような声を発しながら、獣の
ように震えている。
さっきの男の仲間だろうか?それともこの狼狽は男に乱暴をされた故
かもしれない。
なんにしても、ここは通報するしかないとポケットから携帯を掴み出
すが、あれ?携帯から110番は市外局番からっだったけ?
泡を食った私がくだらない逡巡をしている間にも、女は棚の本を放り
投げたり、ひっちゃぶいたりしだした。
やがて震える指先で110番を押すと、さすがに警察、ワンコールもなく
応答の声!と思いきや寄席の出囃子のような音楽。
「エエ毎度お世話になっております。三鷹警察でございます。ただ今
ちょっと取り込み中でげして……ハハ、お後がよろしいようで…」
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by shanshando | 2010-03-25 13:12 | ■原チャリ仕入れ旅■
2010年 03月 21日

古本屋と書籍の電子化

本当に久しぶりに必死です。吉祥寺の古本市のための本集め。

この時期の出張買取はお引越しの方が多くて、
どなたもが経験あることと思いますが、引越しで一番大変なのは
蔵書の整理。
「もう夢にまで出てきちゃうよ!」などと仰るのを今年も、もう
何度聞いたことでしょう。
本て結構重いから、肉体的にもしんどいですが、それ以上に
取捨選択の精神的疲労が大変なようです。
私なんかは、そういうことが日常業務ですから、もう自然と手が動き
ますが、それでも、今回のように期限をきっての集書は大変で、やはり
夢に出てきます。

古本ていうのは、書き手、編集者、読者の想念の結晶体です。…なんて
いうと大袈裟でしょうか?でもこれは多くの古本屋が感じてる実感…。

引越しの時の作業の大変さを身に沁みたお客様は、もう今度からは
電子書籍にする…。なんて考えるかもしれません。
確かに、一度読んで読み捨てるような娯楽小説や軽い読み物はそれで
充分とも思いますし、資料ものなどは、必要な箇所を抜き出して保存し
たりするのにも便利かもしれません。エコロジーの観点からも良いで
しょうし、お部屋の省スペースという点でも優れています。
電子書籍化に危機感を覚える古本屋も少なくないと思いますが、実は
多くの新刊書店さんの抱えている危機感に比べれば、古本屋の危機感は
いくらか楽観的ではないでしょうか?
確かにこの不景気に更に追い討ちをかけられるわけだから、電子化を
歓迎こそしないでしょうけれど、古本屋は経験的に本という物質に人々
が込めてきた想念の熱さを新刊屋さんより知っていますから、本を
ただの情報の保存装置とは考えていません。
電子化がすすんでも、紙の書物は消えることはありえません。
ちょっと喩えが変かもしれませんが、その昔演芸がレコードや放送で
流されることに吉本興業が危機感を覚えたということがありましたが、
、実際には、演芸場に足を運ぶ人の数が増えたという事実を思い出します。

紙本の出版数事態はこれから激減するでしょうし、その事事態はそれに
従事してきた人たちが淘汰されるという側面を除けば悪いことではあり
ません。大体現状この国にはどうでもいい本が造られ過ぎているのです。
時代に迎合して作られる中身のないベストセラーなど、どんどん電子化
するべきでしょう。本当に出版する価値があって、電子化の情報の海に
沈めてしまってはいけないと思われる本だけが生き残ればよいのです。
コストは当然高くなるでしょう。ひょっとしたら本一冊が一万円近く
なるかもしれません。これでは豊かでない人は本が買えなくなるとお思
いでしょうか?
ところが、そこで古本屋が活躍できるわけです。
事実、江戸時代までは出版技術が稚拙であったため、本は高価な物で
あったと聞きます。しかし高価であれば買った人は大事に読みますし、
作り手側も造本など丁寧におこないます。リサイクルをはじめから前提
として造るからです。
現在でもフィンランドなどの国では新刊書店より古本屋の数が多いのです。
しっかり内容のあるものだけを紙の本にして、何人も何世代もに亘って
読み繋ぐ。人の手を経た書物は若干でも劣化があるから、古本屋は新刊書
より安く扱い、そうすれば豊かでない層も紙の本が所有できるわけです。

その昔は、評価が低く、電子書籍にしかして貰えなかったテキストを電子
のゴミの山から発掘して、出版するビジネスもありえるかもしれません。

どうですか?電子化がすすんでも古本屋は大丈夫。そんな気がしません?
ただし、BOOKOFFにとってはきついかもしれません。
今まで、新刊書店のシェアーをおもに侵してきたあの商法は、電子化の流れに
は生き残りにくいのではないでしょうか?すでに断末魔に近い叫びを上げている
との噂も聞きます。
勿論、既存の町の古本屋も数は減るでしょう。
これからは、なんでもかんでも安売りの時代から、より高品質の品揃えが要求
される時代!

以上、吉祥寺の古本市に向けてセレクトブック収集中に感じたこと…
結構いいものが揃ってますよ!
今日の日曜に来られたお客様にお見せできないのが残念です。
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by shanshando | 2010-03-21 14:09 | ■原チャリ仕入れ旅■
2010年 03月 18日

伊勢丹跡地で古本市!

3月30日から一週間、吉祥寺伊勢丹跡地、(正確に言うとFFとの
間の通路ですが)で古本市が開かれ、上々堂と興居島屋も合同で
出店することにしました。
合同と言っても、商品を揃えるのは結局私なわけですから、今は
商品の掻き集めに必死です。
絵本や図録、写真集や画集など打ってください、いや売ってください!
もう、夢の中でも本集めしていて、こんなことは上々堂を立ち上げた
時以来です?
ウチのほかには吉祥寺の本屋さんが多いようですが、普段外売りを
していて在庫の豊富な店が羨ましいです。
ただここ数週頑張ったおかげで、良書が集まってきました。
期間中ぜひお出かけ下さい!
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by shanshando | 2010-03-18 15:50 | ■原チャリ仕入れ旅■
2010年 03月 05日

ビートたけしはニートが嫌い?

面白いプログラムをネット上で運営しているphaという自称ニートの人の創った
村上春樹風に語るスレジェネレーター」に嵌ってしまった。

本人が自信を持ってニートだと言っているのに、他人が疑義をはさむのは
失礼な話だけど、そもそも「ニート」なんていう言葉で、ただ働きたくないから、
働かない人たち
を括りたがる安易さを私は嫌いだから、あえて自称と書かせて貰う。
働きたくないから、働かない人たちは、いつの世も…まで言うと言いすぎ
だけど、大抵に時代にはいたに違いない。江戸時代だって明治だって大正だって
そうでしょ。尾形亀之助なんて、敢えて今風にいえば「ニート」だし、昔の芸人
の逸話なんて読むと、もう「ニート」だらけじゃん。
pha氏にはプログラム芸人とか、プログラムエンタティナーなどの呼称があっている気がする。
まぁ本人がニートって言ってんだから、ニートなわけだけど……

かつて日本の為政者たちが、山の民を駆り出して無理やり定住させたのは、
主に徴兵目的だったけど、今の「ニート」口撃はとりあえず納税人口の確保が主眼で
やがて徴兵に切り替わるかもしれないけど、為政者でも管理者でもないただのオッサン
達がごもっともな顔して、説教垂れるのは自分自身の「全然イケてない状況」で溜め
込んだストレスを発散しているに過ぎない。みっともねぇー

そういうお馬鹿なオッサンやオバサンを喜ばせるために、つくられた低俗番組で、
ビートたけしがこんなことを言っている。
「働けよ馬鹿野郎!」だって、この人もしここにタイムマシーンがあって、三十代の
全然売れてない頃の志ん生に逢ったら同じこと言うのかね?
誰かが言ってたけど、芸人っていうのは普通に働いたり、努力したりするのがイヤだったり
する人間が「楽そうだから…」ってなるもんだそうだ。
実際に芸人として売れるのに努力が不要とは思わないけど、だからって芸人である
(イヤ少なくともかつて芸人であったはずの)ビート(イヤ北野…どーでもいけど)たけし
が、そういう事を否定してどうする?
「落語っていうのは業の肯定だ」っていうのは立川談志の「現代落語論」だけど、
名人談志とエセ芸人ビート(イヤ北野…どーでもいいけど)たけしじゃこのぐらいセンス
の差がある。

政治家とかにちやほやされていい気になっているのか、最近よくこういう馬鹿なコメント
をしているのを観るけど、偉そうに言う前にpha氏の作った「村上春樹風に語るスレジェネレーター
でも試してみるといい。
少なくともあんたがバラエィでほざいているワンパターンのくすぐりなんかより遥かに
笑える。
入力する単語は、できるだけ立派で有り難い言葉のほうが効き目がある。
例えば「〇皇陛下」とか「〇室報道」など入れると霊験あらたか間違いなし!
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by shanshando | 2010-03-05 19:50 | ■原チャリ仕入れ旅■