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2010年 10月 24日

馬鹿の横綱

え~江戸時代に「馬鹿の横綱」というものを作りまして、
まことにこの、外圧、競争原理と言うもののない、江戸という時代
ならではの呑気な話でございますが、この時横綱に選ばれたのが
「釣りをする人」だったそうでございます。………というのは、落語
「骨釣り」の枕からのパクリですが、
とにかく、そこに居るかどうかも判らん魚を釣るために日がな釣り糸
を垂れている。これはもう絶対「馬鹿の横綱」というのが、当時の人の
結論なんだそうでございまして…
確かに「無為」を承知で、時間を費やすというのは愚の骨頂ともいえますが、
反面、優雅でもございますから、「馬鹿の横綱」と云ってもけっしてカドが
たちにくいようでございます。

なんで、こんな話を始めたかというと、私現在多面体道楽から逸れて数学の
お勉強にはまっておりまして、今は脳髄を三角関数が満たしております。
まあ、恥ずかしながら、学生時代、どうせ文科系としらばくれて、居眠り
していた分野を人生も終盤に差し掛かって、なんとまた酔狂な……と人に
笑われますが、これはもうはまると一生もんのヤマイになります。
よく人生を楽しみたいなら釣りをしろといいますが、釣りは凝りだすとお金も
かかるし、また危険も伴いますが、数学は紙と鉛筆があれば、どこででも
できます。道を歩きながら考えていて、自動車に撥ねられる懸念はなくないで
すが、まぁ釣りの危険度とは比較にならない。おまけにボケ防止になる…かも
しれない。

よく、「数学なんていうのは、世の中に出てなんの役に立つのか?」などという人
がいますが、これはナンセンスですね。大抵はどんな学問も趣味も世の中の役に
たつことなんか前提にしていません。考古学で古代のことがわかったからって、
何の役にたちますか?切手を蒐集して、なんか役に立ちますか?
学問や趣味は無為なものほど上品なのです。
特に私のように、学生時代に勤勉だった人なら、誰でも知っているようなことを、
50になって改めて勉強しようという、出来なかったら「やっぱり馬鹿だ。」と
いわれ、出来たところで、「それがどうしたの?」と言われる。そんなことに血道を
上げているのは、もう上品の極みです。

……というわけで、江戸の昔の馬鹿の横綱は、「釣りをする人」。現在では、「道楽
で数学をやる人」ってえのはどうでしょう?
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by shanshando | 2010-10-24 18:36 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 22日

じぢずづ

えーと、おそれいりますが「地震」って入力してみてください。
そーですね、jisinn。はいはい、けっして disinnと打ってはいけません。
ちゃんと変換してくれませんから。
手書きで漢字にルビを振る時も「じしん」です。
でも変ですよね、意味からすれば、どう考えても「ぢしん」であるべきです。
「だいち」が「震える」から地震なんですから。

「痔」はどうでしょう?パソコンの入力はjiで、diと入力しても「痔」は出てきません。
まぁ痔なんて出ないにこしたことはありませんが……、
手書きのルビあるいは、あえてひらがなで書くときは「ぢ」と書いたりしますが、あれは
実は痔のお薬で有名なH屋D黒堂さんが、宣伝のために考えた当て字だそうです。
「痔」と書くと、まあさまざま特定の宗教施設内での因習を喝破しているようでヤバイし、
「じ」じゃ、あんまり痛そうじゃありません。
「ぢ」と一文字書きっぱなすことで、痛さを印象付ける。恐らく世界で最短且つ効果的
なコピーライティングだと感心します。

それにしても、ちょっとづつ秋も深まってきましたねえ。
えっ!わたしなんか変なこと書きました?
ちょっとづつは「ちょっとづつ」でしょう。「ちょっとずつ」なんて書くと、「徒然草」も
「つれずれぐさ」って書かなきゃならなくなって、なんか「攣れて」「ずれてる」人の書いた
「づいひつ」みたいです。

今朝、読んでいた本の中の「つづく」が何故「つずく」じゃないんだ?とQ子に聞かれた
父の疑問でした。
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by shanshando | 2010-10-22 14:34 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 21日

トナカイさん

「パパ、たしかトナカイさんのお歌があったよね?」
お風呂に浸かりながらQ子が突然そう聞いた。
11月の文化の日生まれのQ子にとって、町にあふれるこの曲は、誕生日
からお正月に至る、一年中で一番楽しい季節の幕開けファンファーレなのだ。
音痴の父は、なるだけそれを伝染させないように、注意をはらいながら、「赤
鼻のトナカイ」を歌ってやる。

「ねえQちゃん、判る?このお歌は、サンタさんからトナカイさんへのプレゼント
のお歌なんだ。」
毎年、この時期は財布のなかの遣り繰りで悩む父は、若干の計略を秘めながら、
そう切り出してみる。
「どういうこと?」
「トナカイさんは、お鼻が赤いのを恥ずかしいよぉ~って、いつも思ってたわけ。」
「泣いてたんだよね。」
「そう、でもサンタさんは、その赤いお鼻がとても素敵だよって云ってあげたでしょ。」
「うん」
「そうしたら、トナカイさんうれしくなっちゃったわけ、わかる?」
「うん」
「つまりね、サンタさんはトナカイさんに『うれしい気持ち』をプレゼントしたんだよ。
『うれしい気持ち』は物じゃないけどとても素敵なプレゼントなんだ。
「へぇ~」
「Qちゃんこれから、まずハッピーバースデイでパパからプレゼントもらうよね。」
「うん、オルゴールとフラフープ!」
「そうそう、それはパパが買ってあげるよ。」
「たのしみぃ~!」
「たのしみだね。でもその次にくるクリスマスにサンタさんから貰うプレゼントは、
じゃないかもしれないね。

「どうして?」
「だってほら、サンタさんトナカイさんに『うれしい気持ち』をプレゼントしたよね。」
「うん」
「だから、Qちゃんにも『物じゃないプレゼント』かもしれないよ。」
『物じゃないプレゼント』?」
「うん、まぁそれはパパが決めることじゃないから、パパにはわからないけど。」
『物じゃないプレゼント』か~?」
しばし考え込むQ子、やがて
あのそれってひょっとしたらお野菜とか!??!!
「……………!!??!!???」

父の計略は成功したのでしょうか?
 
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by shanshando | 2010-10-21 11:00 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 17日

ネットの功罪

相変わらず 正多面体にはまっている。
多くの面数もつためには、一頂点に集まる面数の数が多く
ならなければならないんだけど、そのためには一面を構成する
1角の度数が少ないほど良くて、最少の角度をもつ正平面体は
正三角形なわけだが、その角度は60度だから、6個になると総和が
360度になり、これで構成されるのは平面になってしまうから、
やはり一頂点に集まる面が5個の正二十面体が最多になってしまう
わけだけど、そんなことは恐らく読んでくれている殆どの人が知って
いて、蒙昧な古本屋だけが知らんのだろうと、なるだけ数学に強そう
な知人数人に電話で聞いてみたところ、意外にみんな知らない。
あるいは忘れている。
「生活に関係ないことなんか忘れちゃうよね。」
「わからないことがあったら、ネットで検索すれば、大抵のことは
判るよ!」という返事を実に多くの人からもらう。

そうなのだ。本当はこんなのネットで検索すれば大抵丁寧に教えて
くれているサイトがあったりするのだ。
今、私は正12面体に取り組んでいて、これがどんな形状をしているのか
を考えて、またまた立体に起こしてみれば、その過程で正多面体の構成
条件に関して多くのことを学ぶことが出来そうだと思っているのだけれど、
そんな無駄な時間を使うよりは、ネットで読めばあっという間だし、第一
元来そんなこと知ったて、売り上げの足しにも、生活の足しにもなりはしない。
そんなことは百も承知、二百もご存知なのだけど、私に大事なのは、
考えることそのもので、知識なんてそれだけ受け取ったって、それこそ
「糟粕」というやつだ。

よくTVを批判するのに、情報の一方的な享受で、思考が伴わないから、
あんなもの見ているとどんどん白痴化するといわれるけど、ネットだって
つまりあんまり変わらないってことか?
今年50の私や、大体同年輩の友人たちにとって、判らない事があれば、
すぐに教えてくれる便利な引き出しがあるのは、非常に有り難いことだが、
そんなことばかりしてると、本当に思考力が減退する。
昔、「処置なしの書痴」とあだ名される友人がいて、これはもう自分は六畳
一間のアパートに暮らしながら、本のために貸家を一軒借り、そこには
風呂場にいたるまで本が積まれているというほどだったのだけれど、
さすがにその全部は読んでなかったにしろ、確かに読書量も凄く、
知識たるや実に広範囲に及んでいたけれど、対話していると唖然とする
ほどの馬鹿で、つまり読むけど考えない。ゆえに「処置なしの書痴」なわけ
だけど、こういう人は実はたくさん知っている。

本屋がこんなこと言ってはいけないけれど、知識というのは限界量をこすと
むしろ知能を低下させる方向に働くのかもしれない。
書籍電子化が勧められ、これからはますます知識が容易に大量に取得できる
ようになるわけだけど、その結果人間の脳はどんどん退化していくことになる
かもしれない。
今の子供は、そういう世界を疑うこともなしに生まれてきて、さてどんな未来を
むかえるのだろう?
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by shanshando | 2010-10-17 15:41 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 15日

親馬鹿炸裂!!

先日読んだ本の影響というわけでもないのですが、やはり数学は思考力を
鍛える何よりの訓練……とこれは実は子供の為というより、年齢相応というより
昨今年齢並み以上に衰えてきている自分の脳のためにも、必要を感じて、
ここは一番父親自ら数学の勉強しなおし……と意気込んで、さまざまな問題に
取り組んでみたのですが、なんとまぁ、中学生レヴェルにも達してるかどうか
怪しいと判明。こりゃ上のQ子が中学生になる以前にそこまで追いつけるかも
あやしいぞと、とにかくもうこのところ数学漬け、
元来、中学の幾何までは好きだったから、やりはじめると楽しいのもあって、
今日はとうとう正二十面体を作っちゃいました。暇な本屋やなぁ。

知ってました?正二十面体って最大の面数をもつ正多面体なんですってね!
ほぉほぉーとか思うけど、なんで?本当に?そうなの?と考え出すと、今夜も
眠れそうにありません。何故そうなのか証明できたら、書きますね!
って、知らんのは私だけか!
c0020598_19211996.jpg


そうか、頂点にあつまる面が6個になっちゃったら平面になっちゃうのね。
気づくの遅すぎ!ほんとおばか。
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by shanshando | 2010-10-15 19:22 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 10日

サービス券がかわります。  

千円お買い上げ毎に50円分のサービス券を出し始めて、もう二年近く
なるだろうか?
半年の有効期限をつけているので、お近くにお住まいでない方は
その場でもう一冊買って頂いたり。貯めこんで、ちょっと高めの本を
買われる時に遣われる方などさまざまだけど、概ね定着したといって
良さそうだ。
先日「古本ツァー・イン・ジャパン」というサイトで「不気味なチケット」と
紹介されているのを発見し、思わず苦笑。
これは数年前までアルバイトをしてくれていたFさんというイラストレーター
に描いてもらったものだけど、それに先立ってやはりFさんに描いて貰った
足穂のイラストいりのチラシが評判がよかったのに比し、こっちは描かれた
対象に問題があるせいか、確かに「不気味…」かもしれない。
「いや、だからいいんだよ」という意見もあるし、お渡しするとしみじみ眺めて
「そっくり~」と笑っていただくお客様もあるので、もったいないのだけど、
このたび原版に問題が生じて新しいデザインに変えることになった。
来週中ごろからは、新しいものをお渡ししますが、勿論旧券も期限内は
有効ですので、どうぞお遣い下さい。

まぁ「不気味~」はともかくとして、この不景気の時代に、駅から遠い上々堂
にわざわざ足を運んでいただく一助にこのサービス券はなっていると思うの
だけど、じつはちょっとお渡ししにくい場合がある。
勿論、はなっから「こういうチマチマした券とかクーポンは嫌いなんじゃ!」と
おっしゃるお客様にはお渡ししないし、それはそれで問題ないんだけど、
困るのは、葬式がえりのお客様。

上々堂の近くには、言わずと知れた鴎外と太宰治の墓所禅林寺があり、ここで
の葬儀の帰りにお立ち寄り頂くお客様が結構ある。
何しろ高名なお寺なので、檀家は近隣の方だけではないらしく、したがって
葬儀の参列者も遠方から来られていることが多い。
葬儀の帰りというのは、それが例えば天寿を全うされての大往生だったりすると、
参列者も返って気分が高揚していたりするもので、そういった方が高揚した気分で
高価な本を買ってくださったりするのは、勿論大変有り難いし、「いやあ、三鷹
なんて滅多に来ないけど、いい本屋さんだね。」なんて云っていただくと、それは
もう嬉しいかぎりなんだけど、そういう方にサービス券を渡して「是非、おちかいうちに
またおいで下さい。」というのはなんとも間の悪い挨拶だ。
亡くなった方が天寿を全うされたと言うことであれば、大抵参列帰りのお客様がたも
相応の年齢なわけで、内心「この次は誰の番?」なんて思ってらっしゃらないとも限
らない。「おちかいうち」はヤバイでしょ、やっぱり。
などと、おもいながら、まぁさりげなく「半年の有効ですので、お近くにお立ち寄りの際
は是非…」といいながら渡すわけですが…。

さて、私は昨日糸山泰造なる方が書かれた『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』
なる本を読みました。今まで目を通したこの手の本は賛成できない部分が大方だった
のに対し、この本は結構私と考えが近い部分があり、参考になりました。
特に感じ入った部分は、「12歳までは九九や百マス計算などの反復は健全な思考力を
養うためにむしろ害にしかならない。」「学力の低下をいつに『ゆとり教育』のせいにする
批判は批判する側の思慮が浅すぎる。」「ゲーム機に拠るゲームは、九九や百マスと
同じ反復訓練で、やはり思考力を低下させる」という点。などなど。
本のタイトルだけ見ていると、凡百の教育指南書のように思えますが、なかなかの内容
です。
所謂「ゆとり教育」はその発想の原点においてもう少しましな事が考えられてたのに、政治
と行政が丁寧に換骨奪胎してしまったのではないでしょうか?本当に世界的に通用する
学力というのは、「思考する力」であるべきで、「記憶力」や「計算や読解の処理速度」を競う
ことなど殆ど意味がありません。そのためには本当の意味の「ゆとり教育」こそ今必要な
筈なのに、動向はその逆を指向しているように思えます。
せっかく日本は「高度成長」のキチガイ沙汰から抜け出せたのですから、ここはワークシェ
アーを推進して親がそれぞれの子供に直接語りかけ、ともに試行錯誤しながら学んでいける
状況作りをするべきで、幼い内からお受験塾にやるなど愚の骨頂だと思います。

なぁんて、大分糸山さんの本に影響されてるかな?共感から始まって気がつくと「鵜呑み」
になっているといのはままあることですから、気をつけねば。何事も自分で考える癖を大人
こそ持たなきゃ、子供に語りかけるなんて無理ですね。

さて、新しいサービス券のイラストレーター いしまるQ子さんは今日妹P子とともに母親に
伴われ「ロバの音楽座」に出かけています。さっき電話で聞いたところかなり楽しいみたい
です。うらやましい~!
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by shanshando | 2010-10-10 13:32 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 05日

お客様から聞いた話

「博打の本ってえのは、なかなかなくってね。」と云われて、おもわず「そうですね」
と答えた。買っていただいたのが、紀田潤一郎の「日本のギャンブル」中公文庫版
だから、「競馬やマージャンの指南書はいっぱいありますけどね。」など、余計なことを
云う必要はないし、尾佐竹猛の名をあえてあげるのもはばかられた。
「あすこにある警察大学校、このあいだ中野から引っ越してきたやつ。あすこに行くと
一杯あるんだよね、博打から売春、共産党関係ね……」
なるほど、やっぱりそうなのか、でも警察大学校が前中野にあったのは、近所に住ん
でたからよく知ってるけど、引っ越したのは知らなかった。第一「あすこ」ってどこだろう?
調べたら、府中市の朝日町に10年前に越してきたらしい。
距離からすれば確かに中野より近いかもしれないが、せいぜい「50歩100歩」の府中
が「あすこ」で、10年前が「このあいだ」。
私はこういう「渋い」お客様が大好きで、どちらかというと女性むけの本が主体の上々堂
にはあまり来て頂けないタイプだけど、話し方にも挙措にもあじわいがあって、なんか
噺家の名人とあったような気分だ。
立ち去り際、「一度行ってみるといいよ。コネを使って……」と仰ったが、あいにく警察に
なんぞコネはないし、あったって、貴重な資料を「お下げ渡し」の気遣いはないので、
アッタクするだけ無駄だろう。
残念なり。
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by shanshando | 2010-10-05 15:14 | ■古本屋子育て日記
2010年 10月 03日

別宅

昨日は、娘達を連れて上野に行った。
目的は勿論、上野鈴本……いやいや美術館……ノーノー
幼児連れで行くとすれば動物園、これしかありえない。
2歳のP子はもう議論の余地がないし、4歳のQ子はまだ企画次第では
美術館も楽しめなくないが、それでもすぐ近くに動物園があると知ってでも
美術館に行きたがってくれる気遣いはない。
なんとか騙して連れて行っても、結局おとなしく絵なんぞ見ていてくれないし、
ましてや寄席なんて、全然無理。まぁしようがないね。あと少なくとも2年は
我慢、我慢。

勿論動物園だって嫌いじゃない。どころか下手な噺家が手抜きで演じている
昼席なんか聴きに行くくらいなら(関係ないけど柳家花禄ってひどいねー。
随分以前に末広で完全に手抜きで間の悪い「抜け雀」聞いてよくこんなんが
真を打てたもんだと思ったけど、あれでホールだといくらかましにやるんだろう、
都内の寄席がもしもう一軒でも閉めることになったら、ぜんぶあいつとあいつを
真打にしたヤツの責任だと思う。)……動物園でコビトかばの水泳観てるほうが
値打ちがある。
上野動物園には今ゴリラの赤ちゃんもいるし、旭川の影響で見せ方の工夫も
昔と段違いだ。くどいけど、鈴本も花禄を水槽に叩き込んで、生きている鰯を
口でキャッチさせる芸当でもやったほうがいいんじゃないか?
………寄席に行けない負け惜しみだねぇー。ほかに面白い噺家はいくらもいるから
本当は花禄なんてどーでもいいんですけど。

しかし、私のような地方出身者で東京西部に住んでるものからすれば、東京の
下町に実家や親戚がある家はうらやましい。
昨日も山を降りて、不忍口から駅に入る時、どこか安宿でも探して泊まっていけ
ないか真剣に考えてしまった。
中央線沿線も好きだけど、やっぱり下町はディープというか、町に匂いがあるもんね。
とくに夕刻の上野駅前って、なんか涙が出そうなくらい。

いつかお金持ちになったら、郊外にでっかいお屋敷建てるんじゃなくて、都内や近郊
のあちこちに小さい別宅をいくつも持って、その日の気分で、好きな町に帰るのが、
若い頃からの私の夢で、50になって未だ全然実現の気配もないけど、いつか
上野近辺には小さいアパートでいいから借りてみたいな。
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by shanshando | 2010-10-03 14:13 | ■古本屋子育て日記