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上々堂(shanshando)三鷹

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2010年 08月 23日

パパゴン

4歳の娘に毎朝ひらがなと、数字を教えている。
自分でも意外なのだけど、教育パパゴンなのだ。

遅くにできた子供だから、当初は「とにかく元気に…」と
本当にそれだけしか考えなかったが、成長の過程を見守っている
と欲が出て来た。
シュタイナー教育では、6歳まで文字を教えないというし、
早期に文字を教えると、イマジネーションの伸びやかさを削ぐ
という考えにも、充分理解できる部分があるけど、早起きの
子供たちは、早朝のその時間ほっておくと、結局TVを観ている。

文字を早期に教えることの弊害とTVの弊害はくらぶべくもない。
いっそ地上デジタル化を期にTVを家から追い出せば良かったのだが、
買ってしまった以上、家内も私もやはり週に一回くらいはスイッチを
いれてしまう。(私が居ない間に家内はもっとつけてるかもしれない)
親がそのザマでは、子供にいくら「TVは毒だ」と教えても説得力がない。

「天気予報とか災害情報は必要でしょう。」とかいい訳ばかりしてしまう。
本当を言えば、そういう情報はネットで充分だし、ニュースなどは明らかな
世論誘導の具になりさがっているので観るに値しない。
今のが潰れたらも絶対に買わないが、貧乏性の哀しさで、高価な買い物を
思い切りよく捨てることができない。

しかし親の愚かさを無反省に子供にまで押し付けるのは罪悪だ。
私が不在の時はもうなんともしようがないが、いるかぎりTVはつけさせない。
ただ無理やりは通らないから、親の商売柄本に対する関心が高いのをいいことに
朝の時間はお勉強にすることにして、教材などもいろいろ自作して、子供の
関心の動向を見守りながら教え方を工夫すると、意外と子供はTVなどより
楽しそうだ。
考えてみれば当然で、TVは一方向的に語りかけるだけだけど、父ちゃんは
自分だけを見つめ、自分の問いに答え、褒めてもくれる。自分が子供でも
こっちのほうが楽しいだろう。

起き抜けでまだボンヤリしている時には、冷たい水や果物を口に入れてやり、
朝食までの小一時間勉強に集中させる。成果は徐々にあがってきて、結果の
積み上がりが子供の目にもあきらかなようにしてやると、もう病みつきに
なって、主体性をもってきた。勿論父ちゃんも子供の進歩が嬉しい。
朝はやくに兎に角きちんと日課をこなすというのは大人のメンタルにも良い。
ただ……、子供はだいたい6時に起きてくるから、それまでに朝食の準備を
先に整えておく必要があり、となるとやはり5時台の起床。
今は夏で起きやすいが、寒くなってくると起きられるかどうかが、若干不安である。

by shanshando | 2010-08-23 12:39 | ■原チャリ仕入れ旅■


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