上々堂(shanshando)三鷹

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2011年 06月 13日

原発運転再開の最低条件

11日土曜日は、我が家でも原発反対のデモに参加するつもりでした。
新宿は、子供連れではハードそうだから、やっぱり国立に行こうか?
なんて話し合っていたのですが。前夜私の足に激痛。
当初、捻挫だろうぐらいに思っていたのですが、その原因は思い当たらず。
時間が経過するごとに痛みが激しくなり、とうとう一睡もできないまま、
結局デモは断念。
早朝、ネット情報をもとに自己診断したところ、痛みの真相はなんと
痛風でした。なさけない……。

このところ、ストレス解消と称して、昼間は甘いもの食べ放題だったし、
子どもたちのカルシウム摂取を考えて、食べるいりこを毎食食べたり、
おまけに寝る前は、チョコレートとウィスキー。
運動もそれなりにしていたから、大丈夫。尿酸値がすこし高いとは、
言われていましたが、
ただちには健康に影響はないと考えていましたが、
まさに、想定外のことでありました。

まぁ、今後は節制に努める所存でありますが、意外とお酒より甘いものが
やめ難くなっている自分に驚きです。

さて、あほなオッサンのドンくさい話は、まったく自己責任でありますが、
原発事故の「想定外」は冗談ではすみません。
東電や政府の会見で、この「想定外」がよく使われますが、
周知の通り、歴史的資料からその可能性、危機を指摘していた学者さんも居た
わけですから、そもそも「想定」が不十分だったことはあきらかなわけですが、
そうでなくとも、「想定外」は「想定外」に起こるから「想定外」なわけですから、
なにか事業をする時、それに伴うリスクの「想定」は人智の及ぶ範囲の二倍も
三倍も外側に設定せねばなりません。
今回の福島の事故など、
「抜き身の日本刀を新宿の雑踏で振りかざしていたら人にあたって死んじゃった。
それが抜き身の日本刀であることは、一目瞭然なのだから、まさかそんな危ない
ところに近寄って来る人が居るとは思えなかったし、こちらから近づいた場合は
当然避けてもらえると想定していた。」
というような、「想定」だったわけだから、当然「想定外」はなんの言い訳にもならない。

さてそして、まぁ上に書いた「想定」の基準は私の主観に過ぎないといわれても
しょうがないかもしれないけど、まず今回の事故を経験して、「自然災害というのは
どれだけ人間が予知をしても追いつかないくらいに、想定外
起こるものだから、想定の枠は今までよりずっとずっと広く設定しなければいけない。」
というのは、おそらく立場の違いを超えて日本人ほぼすべての共通認識だろう。

原発推進派の人たちは、「安全性を更に徹底すれば大丈夫!」などと言っているが
福島原発だって今年の3月11日までは彼らの言う「安全性の徹底」が施されていたわけ
だから、もし、どうしても、彼らがやっぱり原発を続けたいなら、条件として守られるべき
最低限の「想定外」に対する保障を彼らの「想定」の外に設定しなければならない。

ややこしい書き方だけど、つまり簡単に言うとこういうこと、
①今回の福島で起きた事故によっておきたすべての経済的損失に対する保障額を参考とし、
 それに人道的被害に対する保障などに必要な額をプラスした額のすくなくとも数倍を、
 保険として各電力会社があらかじめ担保して、国家とのあいだに供託すること。
②もし、今回のような事故を起こした場合、事業者の代表および行政の各段階代表者に
 刑法で定めるところの最高刑を無条件に課すこと、これはその人間がその職を退いた後も
 免責されず、その人間が死亡して刑に問えない場合は、その職の後継にあたる人間がかわり
 に罰せられる。

①の保険額は、おそらく国家予算を優に上回るだろうし、②の刑罰は死刑制度が廃止されない
かぎり、当然死刑で、そうなると、いくら高収入がもらえても電力会社の社長や会長になる人間
など、いないだろう。

これは、けっして極端な意見だとは思わない。今回の事故の状況をみればむしろ当たり前すぎる
くらいの責任担保だろうと思う。
ただし、今回の事故調査にはこの考えは採用するべきではない。
日本の自然を汚損し、子どもたちの未来を奪った守銭奴たちは、殺しても飽き足りないが、
今必要なのは、こういう愚かな構造を冷静に検証し、解体することで、2,3の政治家やその他
原子力に巣食う寄生虫どものうすぎない首など取ったて、ひまわりの肥やしにもならないからだ。
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by shanshando | 2011-06-13 12:40 | ■古本屋子育て日記


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