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上々堂(shanshando)三鷹

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2005年 05月 08日

かふぇ・こしょ、チョロチョロ快調なり

2005年5月8日日曜日曇り

カフェという言い方が一般的になったのはいつごろからだろう?

二十数年前私が学生をやってた京都は当時から個性的な喫茶店
が豊富な土地で、ただ飲み物や食べ物を出すだけでなく、いろいろ
面白い試みをしていた。

「ほんやら洞」「シアン・クレール」「わびすけ」「蝶類図鑑」・・・・
千本通りをちょっと東に入ったところにあった絨毯を敷き詰めた
蚕棚のような狭ーいロック喫茶はなんという名前だったろう?
百万遍から西に歩いた南側にあったコーヒー屋では、コーヒーを
注文すると小皿にビタミン剤を載せて出してくれたが、あれはコーヒー
は飲んでも食事はあまり摂らない学生の身体を案じてはじめたサービス
なのだろう。そのほかは別段変わったところのない店だったが、今も
健在だろうか?

あのころは少なくともまだ「カフェ」といういいかたは今のようには使われ
てなかったと思う。

上々堂を始める時もじつはカフェを併設するという案があったのだが、
スペースが充分でないことと、古書店の仕事と同時にやることの難しさ
にぶちあたり立ち消えた。
三鷹には有名な「フォスフォレッセンス」さんがあって、いつ伺っても
よい雰囲気を漂わせているのを見ると、思い切ってやっておけば良かった
と思う。場所だってそんなに難しく考える必要はなかったかもしれない。
かふぇ・こしょを展開中の「karma」はそんなに広いスペースではないのに
窮屈さを感じる事はない、いつか店頭にちいさなテーブルと椅子を
出してハーブティーでも出してみようか?

おかげさまでかふぇ・こしょは順調なすべり出し、売り上げ金額云々より
こうした試みが新しい出会いをつくり、新しい動きにつながる事を期待
している。

by shanshando | 2005-05-08 15:27 | ■原チャリ仕入れ旅■


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