上々堂(shanshando)三鷹

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2008年 03月 22日

元気はタダか?

なんだか、隙があると元気をもらいたがるヤツが多くて気持ち悪い。
何かと言うと「おかげさまで元気をいただきました。」なんて抜かしやがる。

元気をもらうつったって、別に覚せい剤かなんか打ってもらってスキッ
とするとかいううんじゃなくて、カワイソーな人がそれにもめげずに頑張
っている姿を見て、優越感まじりの同情をおかずにスキッとしようと言う
んだから質が悪い。

テレビや出版社ももう調子づいちゃって、鵜の目鷹の目でカワイソーな
人を探し出して、いやがおうでもがんばらしちゃって、もう感動の大安売り
である。

キリスト教国には昔から募金や寄付の習慣があって、つまり元気や感動
はちゃんとお金をだして買うしくみになっているようだが、日本のマスコミ
教が媒介する元気や感動は大方タダということになる。

一緒にしちゃ、むしろ性風俗に悪いが、男性が已むに已まれぬ生理的欲求
に従い、性的サービスを金銭で購うと世間はこれを白眼視するけど、多く
の場合あれは売る人と買う人の両者が合意のうえで行うことだし、買うほう
もうしろめたさや恥らいを感じつつやるのだからむしろ人間的だと思うのだ
が、他人の不幸を餌にしておきながら銭も払わずにあろうことか自ら善人
面するというのは許しがたいほどに不道徳ではないか!

私も含めて演歌好きには逆境を歌ったものを好む人が多いように思うが、
演歌好きに限らず人間は他者のポジティブな側面よりネガティブな側面
に同調しやすいように出来ているらしい。といっても本当に救いようのない
不幸の中で苦しんでいる人と直に触れ合うのはヘヴィなので、テレビや
活字を媒介させることでマイルドにし、しかもこんなに不幸なのにやっぱり
頑張ってますというオチまでつけて貰ったうえで、ゆっくり他人の不幸を愉
しむ、自分がいい人であることを再確認する。こんなのは無抵抗な子供相
手に性的欲求を遂げようとするヤツラと変わらない変態行為だと思うが、
たしかに取材される側のカワイソーな人には晒し者にされるという以上の
リスクがないのだと確認され、晒し者になってあげてもいいよという同意を
得た上でちゃんと金を払うべきで、それからくれぐれも自分たちのしている
事が人倫にもとる恥ずかしい行為だということを忘れないようにするべきだ
ろう。

ごちゃごちゃややこしい言い回しになってしまったが、簡単にいうとこういうことだ。
「同情するなら金払え!元気貰ったら金払え!この変態どもが!」
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by shanshando | 2008-03-22 16:11 | ■原チャリ仕入れ旅■


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