金券屋で買い物をすることが年に二三度ありますが、
金券屋ってなんで、どこでも客を親の敵みたいに睨みつけるんでしょ?
確かに取り扱う額に対して利益の薄い商売ですから、ロスが出ちゃうと
もうまったく儲からなくって、だからついトゲトゲしちゃうのかもしれませんが
あんなにいやな態度をとっていると、客足だって遠のくだろうし、自分はイライラ
するし、いいことはないと思うのですが。
おなじ古物商売の古本屋は昔は苦虫を常食としているかのように思われていま
したが、最近では不景気のせいか手のひらを返したように、ペコペコ。
いやそこまで露骨じゃないですが、たくさん買ってくれるお客さんなら、もう
○○を××してもいいと思ってるくらいに卑屈だったりして。
でもね、いつも忘れちゃいけないなと思うのは、偶に、本当にたまーに数万円の
本を買ってくれるお客さんより、数日おきに立ち寄って均一本を何冊か買ってくれる
お客さんが大事だということ。
もっと大事なのは、いい本をたくさん売ってくれるお客さんで、そういうお客さんに
ならアタシはなにをされてもいいの…と思ってる今日この頃なのでございます。