上々堂(shanshando)三鷹

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2007年 05月 29日 ( 1 )


2007年 05月 29日

美少年レシピ

夏までになんとしても美少年を一丁仕上げる必要があり、先日より
脂ぬきにかかっています。
美少年を拵えるのは、チャーハンを拵えるのとは違って、冷蔵庫を
探って残り物で適当に…、というわけにはいきません。
美少年にも様々ありまして、ポッチャリ系のカワイコちゃんから、若干
マッチョ系、秀才型、アート型、ビッチ型などそれぞれに製造法が違
います。私が今必要としているのは、長沢節描くスタイル画から抜け出
したような、華奢で、線が細いクセにどこかに野性味を秘めているよう
なタイプ。今日は皆さんに特別にこのタイプの製造法をお教えしまし
ょう。夏場の観賞用に、お中元のご贈答用にご利用ください。

このタイプを造るには、まず始めに野〆にしておいた素材にたっぷりと
先祖伝来の秘液を塗りこまなくてはなりません。
この秘液は、グリセリンにどくだみのエキスを絞り込んだものをベース
としているのですが、詳しい製法は企業秘密なのでお教えできません
、明色アストリンゼンで代用してください。
続いてヒノキの樽におからを満たし、ここに漬け込むのですが、それに
先立って忘れてはならないのが、素材の身体にあるすべての孔に香木
を差し込むことです。これを怠ると、出来上がった美少年が半魚人の
のような生臭いものになる可能性があるのでご注意を。
香木の種類はお好きなものをどうぞ。

さて下拵えをすませた素材は絹で包んで、おからに漬けるのですがこの
時絹の上から再度秘液を塗布する必要があります。
なにしろナマ物ですから、樽の置き場所は冷暗所で通気に心がけ、約半月。
途中で蘇生した時の用心に顔面はかならず表面に出るようにしておきますが、
時折夜分燐を吐く素材もあるので、周辺の防火には気をつけてください。
半月後の早朝、樽の箍を切っておからごと素材を取り出しますが、我が家
ではこの折、「ラ・マルセイユ」を何故か合唱することになっていますが、もし
その唄を知らなければ「ソーラン節」でも結構です。
とにかく唄いながら取り出したおからまみれの素材に盛大に水をぶっかけ、
おからがほぼ洗い流される頃には、水も滴る美少年がその姿を現すはずです。
ただし、この時点では、意識もないただの木偶の坊ですから、気付けの
為の呪いの言葉を耳に吹き込まねなりません、これもやはり企業秘密でお教
えできませんが、まぁ「じゅげむじゅげむ」でも云ってみてはどうでしょう。

やがて、眼を覚ました美少年の体温がなかなか上がらないことがありますが。
この場合は、ラップをかけて電子レンジで23分チンするといいです。
意識を取り戻し、体温も戻った美少年には一日に三度、食事がわりの薄荷
タバコとソーダ水を与えてください。間違えて、マルタイ棒ラーメンとんこつ味
など与えると、九州なまりの美少年になりますから、そういう趣味でない方は
ご注意を。

以上のレシピを用いれば大抵の素材は美少年に作り変えられます……が、
もしうまくいかない場合は素材が悪すぎたとおあきらめ下さい。
尚、このレシピによって素材のハゲと歯槽膿漏が改善されることはありません。
これらの症状のある素材はそのまんまハゲで歯槽膿漏の美少年になるわけ
です。
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by shanshando | 2007-05-29 14:46 | ■原チャリ仕入れ旅■